背筋がピンとする塩野七生さんの言葉
ずっと塩野七生さんの文章を読んできた。
読むと、背筋がピンとして、好奇心がムクムクと湧き上がってくるからだ。
「好奇心」は元気の源だと改めて感じる。
その日、久しぶりに「イタリアからの手紙」を本棚から手に取った。
新聞に塩野七生さんが載っていて、記事を読み進めるうちに、最近習慣づいたのんびりゆったりの雰囲気が一変し、背筋がシャンとしたからだ。
そして、もう一度この雰囲気に寄りたい。今もう一度塩野七生さんの文章が読みたい。そんな強烈な好奇心があふれてきた。
新聞を読む人は少なくなったけど、私は大好き。
ネットニュースのように自分という小さい枠が反映されないので思わぬ出会いがあるからだ。向こうからやってくる出会いがあって、それがとても大事に思えてくる。
塩野七生さんの記事から心にふれた箇所を抜粋しますね。
塩野七生さんの言葉にはいつも新鮮な風がある。
自分でも意外だったのは「大久保利通」への好奇心に目覚めたこと。
情の西郷どんに比べ、彼は怜悧といわれてきた。でも、私の感触でいえば、怜悧というより「無」の人に近い。高みから物事を俯瞰して冷静な判断を下す人の心は無に近くなると思う。
次はぜひ大久保利通について書いてほしいです。今の世の中に必要なのは大久保のような資質と考え方だと思うから。
塩野七生さんが好きで今までもブログに書いてきています。
彼女の文章を読むと、すぐに触発されて何か書きたくなっちゃうんですよね。お時間のある方はこちらの記事もどうぞ。
いいなと思ったら応援しよう!
スキ・シェア・サポート、とても嬉しいです。
いつもありがとうございます。