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「私には無理」って思っていたものが案外ハマる説。
ここ2ヶ月で新しく始めたことがある。それが「あつまれ どうぶつの森」、通称「あつ森」。
コロナが流行り始めた約3年前。周りの友達、家族はみんなこぞってあつ森を始めた。
でも私はやらなかった。自分には絶対に「無理」だと思っていたのだ。
みんなが始めたあつ森。コロナ禍でこれといって話題も特になかったため、必然とあつ森情報が集まる。
木を切って木材を集めてそれでDIYをする?柵を1つずつ立てる?どうぶつとコミュニケーションを毎日とる?
「え、なにそれ。めんどう。」
それが私の素直な感想。私には絶対に無理だと思った。
それから3年。あつ森を始めた私。「え、なにそれ。めんどう。」と言っていた私が始めたのにはそれなりの理由がある。
今年の2月に2週間ほど実家に帰った。実家にはかわいいかわいい姪っ子がいる。姪っ子もあつ森大好き。一緒にゲームをしていた。でもそれだけじゃ始めようとは思わなかった。
「あつ森やればいいのに。」と言われたけれど、笑ってごまかした。
2週間の帰省から帰る前日。ずっと一緒に遊んでいた姪っ子が大泣きをした。「帰らないで。さみしい。」と。
結婚をして地元を離れる前から仲良しだった姪っ子。私が東京に引っ越しをする時も泣いてたけれど、小さいからかな、と思っていた。
でも小学生になった姪っ子、それでもさみしいと泣いた。
「近くにいたら一緒に遊べるのに、またしばらく会えなくなるのさみしいよね。」と思い、私も密かにちょっとだけ泣いた。その時34歳でも泣くのだから、小学生の姪っ子は号泣してもおかしくないか、とも思った。
帰省から自宅に帰宅し1週間後。見事に私はあつ森を購入したのだ。そう、すべては姪っ子のために……。
そこから2ヶ月が経過した。建前は「姪っ子のためにあつ森を始めた」だけれど、今ではすっかりあつ森が日課になっている。
「どうせやるならオシャレな島にしたい……」とYouTubeを見る毎日。ネットでは「たぬき商店 周囲 レイアウト おしゃれ」などと検索をする毎日。
毎日毎日、木を切って木材を集めてDIYに勤しむ。カイロやらどうくつやらを作るために木や岩を叩きまくっている。
「せっかくなら住人の家もオシャレにしたいな」と住宅街の構想を練り、和風エリア、住宅街エリア、ビーチエリアなど、見事に区分けされた島を現在作っている。
シベリアさんとパッチくんを住人に迎え入れた時は写真を撮る手が止まらなかった。
あれ?こんなことならもっと早くやればよかった。
これが最近の私の #やってみた エピソードである。