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動画の画質をシャープに補正 - Operaブラウザの「Lucid mode」

古い動画をアップグレード―――

 こんにちは~YUUKIです。今回は、Operaブラウザに内蔵されている、「Lucid mode」をご紹介します。


Operaブラウザとは?

 Operaブラウザとは、ノルウェーのOperaソフトウェア社が開発するウェブブラウザです。広告ブロッカーを大手ブラウザとしては初搭載したことが有名で、他にもマウスジェスチャーや、サイドバーからTwitter等を呼び出せたりなど、独自路線のブラウザを開発しています。

詳細はこちらをご覧ください

Lucid modeとは?

 Lucid modeとは、低画質な動画の画質をシャープ化し、疑似的に高画質化する機能です。YouTube、TIkTok、instagram等の動画を高画質化できます。Opera GX(同社が開発するゲーミングブラウザ)では、「RGX」という名称で搭載されています。

さすがにここまでの変化はないのでご安心いただきたい(笑)

使い方

 使い方としては、動画枠内に表示されるボタンをクリックすると画質が自動的にシャープ化されます。一度クリックすれば他の動画でも設定が適用されます。

検証

 今回は、低画質な動画を自ら用意し検証します。といっても、YUUKIはYouTubeで「VHS風映像シリーズ」を展開しており、この動画を使用していきます。

※RarevisonというVHS風映像が簡単に撮れるアプリを使い動画を低画質化するシリーズ

Lucid modeをオフ

オフにした状態、文字のぼやけが目立つ。

 まずはモードをオフにした状態、文字のぼやけが目立ちますね。小さな文字はもはや判別不能です。

Lucid modeをオン

オンにした状態、大きな文字に関しては視認しやすくなった。

 モードをオンにした状態、大きな文字に関しては判別しやすくなりましたが、小さな文字に関しては依然判別不能です。そもそも動画の劣化が激しいので仕方ないことです。

ハイビジョン画質動画での検証

 次に、ハイビジョン画質動画での検証を行います。自分で用意しました。

Lucid modをオフ

モードをオフ、普通にきれいだ。

 Lucid modeをオフにした状態、720pとはいえ普通にキレイです。ただ、細かなところで画質の悪さが目立ちます。

Lucid modeをオン

Lucid modeをオン、不自然さが目立つ。

 Lucid modeをオンにした状態、シャープ化した影響が動画全体に出ています。特に木の部分は壊滅的で、ピクセルがつぶれたような表示になっています。動画を高精細化すというよりかは、ピクセルの粗さを目立たせるという印象です。

感想

 古い動画を高画質化するという点では非常に重要な意味を持つ機能だと感じます。実際、大きな文字に関しては視認性が向上しました。しかし、ハイビジョン画質の動画をシャープ化してもピクセルの粗が目立つだけであり、あまり意味をなさない機能だとも感じます。

 一方でフルハイビジョン画質の動画をシャープ化してみたところ、いい感じにシャープ化出来たことを確認しましたので、画質の度合いによって影響は違うものと考えられます。

※YUUKIはフルハイビジョン映像をYouTubeにアップしていないため、他の方がアップしている動画の状況を参考にしています。

参考資料


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