360 Secure Browserの特徴 - 未だWindows XPでも動作する
哈喽〜(こんにちは〜)YUUKIです。今回は、中国で開発された360 Secure Browserをご紹介します。
360 Secure Browserとは?
360 Secure Browserとは、中国Qihoo社が開発したウェブブラウザです。レンダリングエンジンはChromiumですが、互換モードで実行するとInternet ExplorerにあるTridentエンジンを使用して Web ページをレンダリングします。
360ブラウザは、Windows XPで現在も動作する数少ないブラウザの1つでもあり、古いOSのユーザーの間で世界中で人気があります。2019年時点で、Windows XPは中国で現役だそうです。
国際版ダウンロードはこちらから (私の環境では国際版は上手くダウンロードできませんでした)
中国国内版ダウンロードはこちらから WindowsXP版もここからダウンロード可能 (中国国内版はダウンロードできました)
360 Secure Browserの特徴
スタートページに表示される情報が多い
Chromeのスタートページは検索バーとショートカットボタンだけですが、360 Secure Browserは様々なニュースや広告が表示されます。Edgeのスタートページとも違います。Yahoo Japanに似ている感じがします。
広告はブラウザ内に大々的に表示されるので、少し煩わしく感じます。Adblockは極力使いたくありませんが、今回は入れました。(かなり画面を占有してくる)
高度なセキュリティー機能
Qihoo社はセキュリティーソフトも開発しているので、このブラウザにも高度なセキュリティー機能が搭載されています。自社セキュリティーソフトとの連携機能も確認できました。
また、アクセスしたサイトが安全かどうかチェックする機能もありました。
サイドバー
Operaブラウザのように、サイドバーからブックマーク等にアクセスできます。Qihoo社はOpera Software社を買収しているので意識しているのかもしれません。
テーマを変えられる
Chromeにも最近追加されましたが、このブラウザでもテーマを変更することができます。
風景画像のテーマを試してみましたが、いい感じでした。
不祥事
このブラウザには不祥事があります。英語版ウィキペディアには以下のようにありました。
バックドアが仕込まれていると内部告発されたり、このブラウザはアンインストールしにくかったり、他社製ブラウザをインストールしようとすると警告ポップアップが表示されたりするなどがあります。
最後に…
最後までご覧いただきありがとうございました。ブラウザの見た目は細かくカスタムできたり、高度なセキュリティー機能があるなどいい点もありましたが、このブラウザは不祥事も起こしているので不安点もあります。一概にオススメはできません。そもそも中国国内用のため言語は基本的に中国語のみです。次の記事をお楽しみに~!
参考資料
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