インターネットのタイムマシン - Wayback machine
インターネットの初期の頃、接続にはダイヤルアップが使われていた。ネットに繋ぐために電話回線を使うのだ―――
こんにちは~YUUKIです。今回は、ウェブサイトをアーカイブしているサイトである「Wayback machine」をご紹介します。
Wayback machineとは?
Wayback machineとは、非営利団体インターネットアーカイブが提供する、同団体が保存しているウェブサイトを閲覧できるサービスです。ウェブサイトのコンテンツが閉鎖やリニューアルで消失する問題に対処するために立ち上げました。
簡単に言えば、昔のヤフー・ジャパンのサイトを閲覧できるということです。インターネットのタイムマシンです。
使い方
まず、Wayback machine公式サイトにアクセスします。すると、入力欄がありますので、そこにアクセスしたいウェブサイトのドメインを入力します。例えば、「yahoo.co.jp」を入力すると入力したドメインのアーカイブが見れます。
入力するとアーカイブされた年代を選ぶことができ、さらに月ごとのアーカイブを指定可能です。
いろんな昔のサイトを閲覧しよう!
それでは、様々な昔のサイトを閲覧してみましょう。
Yahoo Japan
今回は、1996年のアーカイブを閲覧しました。非常にシンプルですね。確かYahooはGoogleよりも設立が速かったはずです。日本のインターネットはここから始まったと言えるでしょう。
ちなみに、下に並んでいるニュースも閲覧可能です。
円安関連の記事があったので開いてみました。
今回は1998年のアーカイブを閲覧しています。現在とはロゴが全く違いますね。しかし、ロゴの下に入力欄だけがある構造は変わっていませんね。
YouTube
今回は2005年のアーカイブを閲覧しています。ページを開いて直後にパスワードとユーザーネームを入れる欄がありますね。簡単にログインできそうです。ロゴも現在と異なっています。
今回は2006年のアーカイブを閲覧しています。ロゴが現在とは全く違いますね。また、現在よりもシンプルなデザインとなっております。
余談
インターネットの初期の頃、接続にはダイヤルアップが使われていました。ダイヤルアップとは、電話網を使用し、電話交換機を経由してインターネットに接続する手法です。
既設の固定電話回線を使用することにより、回線工事等が不要だったため、最も安価にインターネットに手段として、かつては家庭などで普及していました。
しかし、音声信号と同じ周波数帯の電気信号を用いた通信であるため、その通信速度には技術的な限界があり、その後に登場したブロードバンドへの置き換えが進んでいきました。
個人的には、ダイヤルアップ接続時に流れる音が好きです。
この音は、まるで未来にスリップするかのような高揚感を与えてくれます。次の記事をお楽しみに〜!