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髄膜炎について

ASDとADHDを併発している発達障害当事者の結城凛と申します。

去年髄膜炎になり、3週間入院した時期がありました。原因は不明ですが、免疫力の低下やストレスから来たのでは?とのこと。

私は過集中という発達障害の特性を持っており、目の前のことに一生懸命になりすぎて無理をしがちです。
全てそれが原因か定かではありませんが、数年に一度入院するほどの病気をしています😅

今回は髄膜炎について深掘りしていきます。
みなさんもお気をつけください。


髄膜炎とは?

髄膜炎とは、脳の表面にある膜(くも膜・軟膜)に起こる炎症です。
多くはウイルス感染により起こりますが、細菌・結核菌・カビの感染などでも発症します。
症状のはじめは発熱、頭痛のような風邪と同じような症状ですが、吐き気・嘔吐があり、時には意識障害やけいれんを起こします。
適切な治療が必要で、命に関わる場合もありますので、すぐに医療機関を受診することが必要です。

髄膜炎:原因は?ひどい頭痛や熱があるの?予防接種はあるの?治療は?/著者:亀井 聡

髄膜炎を疑う症状が出たら脳神経内科の受診をします。ただこちらにも書いてあるように初期は感冒症状のため、初期に自分で判断をするというのはなかなか難しいのが特徴です。

細菌性髄膜炎とウイルス性髄膜炎

髄膜炎は大きく分けて、「ウイルス性髄膜炎」と「細菌性髄膜炎」の2つがあります。細菌性髄膜炎は、ウイルス性髄膜炎よりも非常に重い病気です。ウイルス性髄膜炎は通常1週間ぐらいで治癒し、後遺症もほとんどみられません。一方、細菌性髄膜炎は現在の最善の治療を行なっても、死亡率は数%~十数%と高く、後遺症も患者さん全体の20~30%程度にみられます。

髄膜炎とは?:済生会/解説:杉浦 崇浩 

同じ髄膜炎でもウイルス性と細菌性で重症度も予後も異なるみたいです。特に重症化しやすい
侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)の場合、発症後13〜20時間ごろには皮下出血や発疹が出たり、息が苦しくなったり、光を異常にまぶしく感じるなど、普段とは違った症状が起こりはじめます。そして発症してから24時間以内に意識障害・けいれん発作の症状が出るまで進行するため、早めの受診が必須になります。


ウイルス性髄膜炎体験記

では私の話を。私は重症化しにくくて予後の良いウイルス性の髄膜炎だったのですが、なかなか辛かったです。

発症の経過

・1日目
頭痛と発熱症状あり。近所のクリニック受診。
絶対コロナかインフルエンザと思ったが、検査にてどちらも陰性。カロナール(解熱鎮痛剤)処方されて帰宅。職場に報告。病欠にさせてもらう。

・2日目
頭痛と発熱症状あり。食欲がなくなる。
寝転がると頭痛が良くなることに気付く。
ただずっと横になっているわけにもいかないので、カロナール飲みながら家事をする。

・3日目
頭痛と発熱と食欲不振と吐き気あり。
頭痛すぎてカロナール飲まないと何も出来ない。ウィダーインゼリーだけがこの時の食料。

2日経っても良くならないので再び近所のクリニックへ受診。「(頭痛は)気のせいじゃないの?」と言われて怒り心頭。

帰宅後、職場から体調を問うメッセージが。返信しようとスマホを見るも何だか目の焦点が合いにくい。やっぱり気のせいではないと悟り、総合病院へ。

近所の総合病院は基本的には紹介状が必要だが、初診料(5,500円)支払えば診てもらえる。

症状を伝えてとりあえず内科へ。
血液検査とCTを撮るも目立った異常はなし。
この痛みが本当に気のせいだったらどうしようと不安に駆られたとき、髄液検査を勧められる。

髄液検査の結果、髄膜炎と診断。

恐らくウイルス性だろうけど、細菌の値も異常値なのでとりあえず入院とのこと。

急な入院は大変。
家族がいれば家族が入院に必要なものを持ってきてくれるが、家族がいないor家族が遠方に住んでいて頼れない場合は何かと不便である。

入院生活

ウイルス性髄膜炎の場合、使える薬がほとんどなくて自身の免疫力にかけるしかないとのこと。
とりあえず単純ヘルペスウイルスまたは水痘帯状疱疹ウイルスによる髄膜炎の可能性を考慮して、アシクロビル(抗ウイルス薬の一種)が投与される。あと最初の数日は食欲皆無のため輸液も追加される。

私の腕はとにかくルートがとりにくいらしい。
何人もの看護師さんが交代し、最後の看護師さんがついに成功!
「ルートをとる難しさとプレッシャーがベスト3に入るほどでした。」と言われた(笑)

私はプレッシャーをかけたつもりはないのだが、確かに5回失敗されたときはちょっと心が折れかけていた(笑)ごめんなさい、そしてありがとうございます。

・入院して1週間
髄液検査をしてウイルスの数値が20くらいになっていれば退院。結果は…130。入院続行。

因みにこの時点で細菌はほぼ正常値に。
そのためウイルス性髄膜炎と診断される。

1週間くらいすると食欲が出てきた。

最初は有り難かった病院食。
自分で作らなくても出てくる栄養満点なご飯に感謝していたが、飽きてくる(笑)

身体に悪いもの食べたい。
マック、ケンタッキー、家系ラーメン…etc

・入院して2週間
髄液検査にて40の値。これなら来週には退院出来ると言われる。やった!!

この頃には頭痛もほとんどなくなり、最近全く出来ていなかった読書も捗る捗る。
東野圭吾の小説は何を読んでもハズレがない。

そして退院へ。

退院後もしばらくは無理せずとのこと。
幸い再入院にならずに済みました。
完治!という感じではないのでフワッとした終わり方ですが、流れとしてはこんな感じでした。


髄液検査(腰椎穿刺/ルンバール)体験談

ルンバールとは、腰椎間からくも膜下腔へ穿刺し脳脊髄液を調べる検査です。「腰椎穿刺」とも呼ばれています。
脳脊髄液を採取して検査することや、薬剤の注入による治療が目的です。30分〜1時間で終了しますが、麻酔時に痛みを伴うことや背中からの穿刺により、不安を感じる患者さんもいます。

ルンバール(腰椎穿刺)の介助と看護のポイント!手順や観察項目、合併症を解説/レバウェル看護

患者目線で書くと、まず体を横向きにして海老のように丸まるように言われます。その後背中を消毒されて紙のようなもの(滅菌シーツ)をペタッと貼られます。紙のようなものには穴が空いていてそこから注射をするみたいです。

何が痛いって麻酔の注射が痛い。2,3箇所注射をされるのですが、麻酔を注入されるときが1番痛くてやや痺れる感じがしてとにかく不快。

それを過ぎれば痛みは全くなくて何をしているのか分からないくらい違和感がない。だからこそ絶対動くなと言われる。

この検査は痩せ型で若い人はやりやすいらしい。太っている人は針を刺す場所が分かりにくいとのこと。あとはお年寄りも骨と骨の隙間が狭くて難しいらしい。

私の検査は研修医の先生が指導医の先生監修の元やっていたので私の後ろで色々説明していました。

退院まで毎週この検査を行うのはやや憂鬱でした。やっぱり痛いし、終わった後も仰向けで30分くらい動けないからです。

人によってはルンバール後に頭痛や吐き気が出てしまうこともあるみたいですが、私は少しの時間頭が重い感じがするくらいでした。

出来ればあまりやりたくない検査でした(笑)

今回学んだこと

最近は内科の中でも色々な科がありますよね。
一般内科/神経内科/呼吸器内科/消化器内科/循環器内科と様々な科の中から自分の症状に合った科を選んで受診しないといけません。

同じ内科だからといって適当に受診してしまうと誤診されたり診断してもらえなかったりすることもあります。

私が最初にかかったクリニックは循環器内科の専門医だったからなのか頭痛と発熱の主訴→インフルエンザ・コロナが陰性=ただの風邪、もしくは気のせい←?と診断され、総合病院にて髄膜炎の診断でした。

もちろんクリニックでは総合病院と違って出来る検査にも限りがあるので、クリニックで何故診断してくれなかったのか?とは思いません。ただ分からないなら分からないと患者に伝えるか、可能であれば総合病院で診てもらうよう紹介状を書くとか出来なかったのか?とは思います。

他にも同じクリニックで不調を診てもらっていたのに一向に良くならず、セカンドオピニオンで別の医院で診てもらったら癌だったという話も珍しくありません。

患者側も自分の症状を調べて病気の予測を立て、何科に行くべきなのかを考える必要があるのだなと勉強になりました。

因みに何故私が今回脳神経内科にかかれたかというと頭痛・発熱・食欲不振の他に目の焦点が合いにくいという症状があったからです。

目と脳神経は密接な関わりがあります。

急に物が二重に見える、急に斜視になるなど
"頭痛にプラスして"何か目の症状があったら眼科ではなく脳神経内科に行ってみることをおすすめします。

眼科から脳神経内科に紹介状を書いてくれるときもありますが、医師に知識がないこともあるので😅脳や神経の病気は進行が早い場合も多いので出来れば最短で診断してもらいたいですしね。

医師も人間であり、神様ではありません。

人任せ・医師まかせにするのではなくて自分でもよく調べて、身体の異常がなかなか治らないときはセカンドオピニオン・サードオピニオンと納得いくまで診てもらってもいいのかなと今回改めて思いました。


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