現代の膨大なエンタメコンテンツ社会をクリエイターとしてどう生き抜くべきか
まえがき
ゲームデザイナーという仕事をしていると、「世の中のあらゆるエンタメに対してアンテナを貼ること」の重要性を非常に感じる。
エンタメと言ってもゲーム、アニメ、コミック、YoutuberやVtuber、タレント、声優、アイドル、ドラマ、お笑い・・・等など他にも沢山あるが、最もゲームデザイナーにとって最も重要なのは言わずもがなゲームだろう。
ゲームというジャンルに絞ってもコンソール、スマートフォンゲーム、steamなどのPCゲーム、今や下火となっているがアーケードゲームなど様々あり、ゲームの規模もの数十~数百億という開発費がかかっているAAAタイトルや個人や少人数で作られたインディーゲームなど、インプットすべき作品は多岐にわたる。
仕事上、好みのジャンルのゲームだけをやれば良いのかでいうとそうではない。
すべてをプレイするというのも到底無理な話であるが、できるだけ多くの作品に触れて、それぞれの特色やどんな要素が人の心を惹きつけているのかを常に研究しきたいところだ。
しかし今は昔と比べてローンチされるタイトルの数がどんどん増えていて、人々の可処分時間で賄うことが到底できない。
そこで重要なのは「選択と集中」である。
どのコンテンツに集中し、どのコンテンツを捨てるのか、ある程度自分の中でのコンセプトを立ててインプットしていくことが重要だと考える。
集中すべきもの
自分が携わっているプロダクトのベンチマーク又は、参考となるタイトルコンテンツ
ジャンルは異なるが、世の中で今話題の中心となっている人気コンテンツ
上記には該当しないが個人的に好きで熱くなれるコンテンツ
基本的にこの3つは必須になると思う。
(※3は一見息抜きみたいに見えるかもしれないが、自分が熱狂的に打ち込んだという経験が実は一番大事だったりするのだ!)
じゃあ、これらに該当しないことはインプットしなくていいのか?と問われると勿論NOである。上記は必修科目であって、それだけでわたり歩けるほどゲームデザイナーの世界は甘くない。
でも、「選択と集中」って取捨選択であって、何かを捨てなければ始まらないじゃん?とツッコミを受けると思う。
ここでの解答は「じっくり時間をかけてプレイするようなことは諦める」「インプット自体は諦めない」である。
そのためにすべきもう一つのことが以下である。
人と情報交換すること
これに対しての私の今時点での答えは、雑談でもディベートでも何でも良いが、人と会話し情報交換することだと考えている。
仕事中の雑談、ランチの場、飲み会の場、勿論仕事の同僚に限らず、家族や親しい友人など。結局は人とのコミュニケーションがすべてを解決してくれるということだ。
そしてここでの一番のコツは「興味を持つこと」。
正直この話はあまり興味ないな・・・等と思わず、前のめりに話を聞くということに意識を向けてみる。そうすることで情報は広くより深く仕入れられる
し、自分の中の知見も広がっていくだろう。
そして私自身のこれまでの経験上、優秀な人ほど、常に人の話に興味を持ち、「それってどういうこと?」「どこが一番良かった?」など非常に前のめりで会話をしていることが多く感じる。
まとめ
ダラダラと書いてしまったが、
世の中に溢れている膨大なコンテンツの中から効率的にインプットしていくためには、
1.インプットすべきコンテンツの優先度をつけること
2.人の話に興味を持ち、前のめりで聞くこと
この2つが何より重要であると考えている。
PS. なんかアウトプットしたいなーと思って衝動的にNoteに登録してなぐり書きをしてしまったが、自分の文章力・語彙力の無さに悲しくなりました。いつまで続けられるかわからないが、書き続ければ向上するのかな。
しばらく継続していきたいと思う。