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叙情
こんにちは。
UniverseDesigner西村侑花です。
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スーパーの店頭にスイカが並び始めました。
梅雨の最中とはいえ
すっかり夏ですね。
わたしがスイカといって思い出すのは
京都の祖母の家。
8月のお盆には
叔父や叔母、
従妹たちが集まってきて
小さな古民家は大賑わい。
そこには必ず
まん丸の大きなスイカを
大きなくし形にざっくり切ったものと
白蒸しという、
餅ごめを蒸したものが大きなせいろに入って
テーブルに置かれているのです。
おままごとのような小さな漆器に
仏様用のお召し物。
そして、子供たちや
おとなたちが集うテーブル。
そこには季節の風物詩があり
遠い思い出ながら色濃く鮮明に
私の芯の部分に残っています。
もう祖母も
あの小さな家もないけれど、
当たり前だったことが
じつは当たり前ではなく
おもてなしという
祖母の心のこもったモノが
スイカへの叙情となっている。
このように想いは積み重ねられていくのだと感じます。
今日も素敵な一日になりますように!