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ゆうかり杯詩の批評. 犬/白犬

芦野夕狩、柴田蛇行
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https://www.breview.org/keijiban/?id=3998

犬/白犬


欲望の醜さに 目を眇める朝

彼らの言う 死をつま先で 転がして 0

カップ咲きの甘い絶望 に 口を寄せ 啜るコーヒー

獣の詩 肉の花 私を宙吊りに留めて 貴方を地に転がす 貴方の悲しくも痛々しい勃起が 私に柔らかい きれい。

ベールを剥ぐように 甘い吐息 に 髪を揺らし 風 瞳の中に仕掛ける罠

命への反歌を歌う私の肉を 剥いで 貴方が剥いでと 私は願う。





ヴィジョンの中で 歌う 歌うたい





意識のぬめりを剥ぎたい 冷たくしたい 私を無限に殺したい 貴方の血でしか満たされない

総てが一瞬のサインなら 羽瞬きの音を残して 総てのし を支配したい の

けもった朝に ダブル コーヒー 光 キィを叩く私を視ている

たぶん心中なら簡単に出来る の ? 貴方と私なら 私の爪が夜を引っ掻く 無限への焦がれって狂気なのかな さが?

無限なら掌の中にある よ

糸 張り詰めて 私の背をなぞる 時間に目を塞いで 凍りつくサインを視ている 私の目 黒色

パレードを言葉で爆破して 仰ぎ見る 空の色 舌の上に張り付く言葉達を洗い流す imageの中で夜と朝を繰り返した

中に 私がまだ存在していて 穢れた?白     貴方に手を伸ばす

冷えた指で 頬を擽る

遊ぼうよ

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芦野夕狩
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