不妊治療について2~採卵~
採卵前の周期について
採卵についての記事を書くといって、遅れてしまいました・・・
実は遂今週あたまの採卵2回目をしてきました!
5月に一度採卵を行いましたが,
私は相変わらずの月経不順とあって、まずリセットするためにホルモン剤を飲みました。
その後、一度エコーとホルモン血液検査をし,
採卵するまでにまずクロミッドという薬を10日ほど服用しました!
採卵直前の診察
クロミッドの服用が終了したくらいに採卵直前の診察に行きました!
そしてそのときエコーとホルモン血液検査をおこない、医師にエストロゲンやプロゲステロンの値等を確認してもらってから,採卵日が決まります。
採卵日はだいたいその2日後でした。
診察の当日に,オビドレルという自己注射を夜に行います。
初めてだとこれは中々の恐怖で、、、
お腹の横あたりを掴んでそこに自分で注射するのですが,
慎重にやったものの、針も長くて怖かったです・・・
そして,次の日に抗生剤なども飲み,排卵抑止剤の座薬を入れます。
採卵当日
ついに採卵当日になりまして・・・
朝の8時に来るように言われました!
朝8時に他にも数人既にいて、少し緊張が和らいだと思いたかったものの、
やはり初めての採卵はとても緊張と恐怖と不安でした。
痛いと聞いていたので,局所麻酔を打診しておりました!
血圧を測り,休養ベッドに通されて,手術着に着替えました。
順番になったら看護師さんに呼ばれて,手術室に入りました。
手術室に入り、台に乗って,採卵が始まりました。
最初に消毒,そして麻酔,そして採卵という流れだったと思います。
最初の麻酔の時点で,針をプスッとさされて痛いなという感覚はありました。
そしてその後採卵してもらいました。
採卵はお腹をギューッと圧迫されているような感覚を持ちます。
痛いなと思ってたけど、エコーも見れて,卵胞が吸われていくのが見れるのはなんだか感慨深い気持ちになりました。
終わって,手術室を出て,30分ほどベッドで休養します。
採卵直後
採卵直後は,下半身の痛みがじんじん、じわじわと来る感覚でした。
女性は生理で生理痛など痛みを経験することが身近だから,
採卵でも耐えられる人が多いのかなと思うのですが,
やはり痛いなというのは結構な痛みではあったと思ってます・・・
そして休養後に,診察室にいき,止血が出来ているかの確認と,採れた卵の状態を医師から伝えられます。
1回目のときは,成熟卵2つ,未成熟卵1つでした!
卵が無いかもしれないと10年間思ってたので、1回目の採卵で成熟卵が採れたことに驚きと嬉しさがありました!
そして採精した夫の精子と体外受精と顕微授精して今後の培養結果を後日聞くことになりました!
採卵後から約1週間後?
受診して,培養士の方からも今回の培養や細胞分裂結果を聞きました。
2つ取れた成熟卵はどちらも受精してくれたということと,
胚盤胞になって,凍結できたのは1つの卵子でした!
顕微鏡レベルで見えない卵ですが,愛着が沸きなんだか嬉しい気持ちになりました!
採卵を経て
体外受精はハードルが高いと思っていましたが,
いざやってみるとこんなもんか!と思えたり,
人によってはすごい大変そう~という人もおりますが,
人により進捗がそれぞれだし,その大変を超える価値を感じてきている方が多いのではないかなと思っています。
私は24歳の時から婦人科疾患が続いて,そもそも卵子がもう無いかもしれない,あっても変性卵かもしれないという,きっと私は妊娠は厳しいのではと思っていました。
でもいざ体外受精をしたら1回目の採卵で成熟卵が採れたため,
自然妊娠や婦人科疾患があっても,わからないなと思いました。
もし体外受精に迷われている方はいち早くスタートされることおすすめします!
今後
私はひょんなことから転職が決まり,すぐの移植を延期することとしました。
不妊治療と転職そして仕事の両立っていうとやはり両立って厳しいなという感触を持ってしまっていますし,そう感じるのも仕方ないなというのが今の日本ではあるのではないかなと思います。
でも,きっと「できないと思うから諦めるのはとてももったいないこと」
だと思ってます。
やってみないとわからないことの方が人生多いと思ってます!
大変だしきついことも多いですが,今後は落ち着いたらまた不妊治療の開始をしていこうと思っているし,不妊治療と仕事の両立も諦めたくないと思ってます!
不妊治療にもっと寛容な社会が今後来てほしいなと願うとともに,
より多くの人が生きやすい世の中になって欲しいなと願うところです・・・