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やりたいことととやりたくないこととやるべきこと
虐待サバイバーのゆうかです。
私の生活は20歳を超えるまで、父に常に完全に支配されていました。父が好きと言ったものを好きといい、父が嫌いと言ったものを嫌いという、父が喜びが私の喜び、父に迎合することこそが自らの身を守る術でした。
3歳の頃から、スパルタ教育で勉強をさせられてきました。家の手伝いもさせられていました。父の言う通りに生活を送って生きていました。それが当然すぎるほどに当然でした。
だから、私は子供時代、今思えば、自分が何をやりたいのかわかっていませんでした。やりたいことをやらせてもらえず、強制的に何かをやらされることが当たり前でした。
小学生になったら学校の後は毎日習い事でした。もちろん、私がやりたくてやったものはありませんでした。全て父の選んだ習い事です。
私には自由時間がありませんでした。けれど、私はそのことにも気づいていませんでした。小さい頃からずっとそのように過ごしてきたからです。
自分のやりたいことをやりたいという欲求すら生まれなかったような気がします。
大人になった今、やりたいことよりやるべきことを優先する癖がついてしまっています。
むしろ、やりたいことがわからないのです。やらなければならないことだけに、焦点をあわせて生きてきた弊害で、やらなければならないことばかりに必死になる自分がいます。
やりたいこと、やりたくないこと、やらないこと、やりたくないけどやるべきこと、やらなければならないこと、人生には様々なことがあると思います。
私のこれからの人生は、それらを探す旅になると思います。