見出し画像

全て私が悪い

 虐待サバイバーのゆうかです。

 私は、子供の頃から、悪いことをしなくても怒られていました。怒られる基準はわかりませんでした。
 父の期限やタイミング、父の癪に障るとか、癇に障るとか、そういう理由だけで、私は、暴力や暴言にさらされました。

 私は、完全に思考停止で「私が悪い」と思い込むようになりました。

 だから、何かが起こると全て私が悪いと思うようになりました。

 父の期限が悪いのも、父が怒鳴るのも、父に誰かが怒られるのも、父に自分が殴られるのも、全て私が悪いから、という極端な思考を持つようになりました。

 その思考は、大人になり、父から離れてからも、消えることはありませんでした。

 誰かの機嫌が悪い時、誰かが起こってる時、誰かが怒鳴ってる時、それは私が悪いからだと思いこんでしまうのです。 
 
 そして、その相手に対して、反射的に従順になってしまうのです。
 父に従順にならなければ命の危険があったせいだと思います。
 不機嫌な人や起こってる人には、従順になることで、自分を守ろうとしているのです。

 まさに、虐待の後遺症です。

 悪いことしてないのに怒られ、そのたびに、自分に何の落ち度があったか、なぜそうしたのか、今後の改善策まで、父が10秒数えきる前に、言わなければならない、その後遺症だと思います。

 反射的に、身構え、身を守るために、必死で考えるくせがついてしまったのだと思います。

 社会人になってから、パワハラに遭う原因もここにあるような気がしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?