大貫妙子「Grey Skies」(1976)
シティポップが世界的に注目されている中、大貫妙子の作品ではセカンドの「SUNSHOWER」、サードの「MIGNONNE」が名盤として語られることが多いのですが、今回ご紹介する彼女のデビューアルバムは、その陰に隠れちゃっているイメージが私にはありました。実際それほど聴き込んでもいませんでしたし。
でもこのアルバムも素晴らしい内容であることを最近改めて認識した次第です。内容的にはシュガーベイブの延長線上にありながらも、当時の大貫妙子が持つ世界観を、アレンジャーの山下達郎、細野晴臣