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音楽の杜がおススメするハードロック

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人生の大半を音楽に注いできた「音楽の杜」がおススメするハードロックの名盤集
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2021年6月の記事一覧

Raspberries「Side 3」(1973)

ポップス好きな私にとって絶対に外すことの出来ないバンドがエリック・カルメン率いるラズベリーズです。過去セカンド「Fresh」(1972)をご紹介していますが、今回は彼等のサード・アルバムです。 ラズベリーズは70年代前半に活躍したパワーポップの祖と呼ばれているバンドで、4枚のオリジナルアルバムを発表しております。このサードアルバムはジャケットのかわいらしさとは対極的に、彼等のアルバムのなかで一番ヘビーなサウンドに仕上がっております。 このアルバム、いやラズベリーズを代表す

The Who「Quadrophenia」(1973)

とても重厚かつソリッドな演奏が堪能できるザ・フーの歴史的名盤のコンセプトアルバム。 1965年のイングランドが舞台。ジミーというモッズ少年が主人公。彼の4つの人格をモチーフとしたコンセプトアルバムで、後に「さらば青春の光」として映画化もされてます。 ホーンやシンセも導入されてますが、基本はピートのギター、ジョンのベース、キースのドラムの3ピースが基本。たった3人でコア部分を演奏しているとは思えない重厚感。そこがザ・フーのスゴイところです。 またこのジャケットも素晴らしい。

Gary Moore「Back on the Streets」(1979)

ゲイリー・ムーアの訃報から10年以上経つんですね。早いものです。私自身は思い入れの強いギタリストではなかったものの、洋楽を聴き始めた頃に流行っていた「HIROSHIMA」や、同曲を含んだアルバム「Dirty Fingers」なんかをよく聴いてました。 とにかくギターを弾く容姿がスゴく、魂の籠もった早弾きギタリストというイメージが強烈にありますね。 それから後追いでゲイリーがシン・リジィに在籍していたことを知り、そういったピープルズ・ツリー的にシン・リジィもよく聴いてました。

QUEEN「Works」(1984)

私が大好きなクィーン。昨日は映画「ボヘミアン・ラプソディ」が日テレで放送されてましたね。もちろん映画でしっかり観てましたが、ついつい、また見てしまいましたが、やっぱり最後のライヴ・エイドの完コピの演奏シーン、そしてエンディングの「Don't Stop Me Now」、いいですね~。明日はBS日テレで完全版が放送されるらしい。録画しておかないと…。 正直、私の中ではクィーンはアルバム「The Game」で終わってます。80年代以降の、「Under Pressure」以降のクィ