№197 オリンピック・パラリンピックに想うこと
こんばんわ。白石です。note連続投稿*days197
東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会が開かれて、東京大会での海外からの一般観客の受け入れを断念を決定したとのことです。
現状の日本の医療体制や海外の感染状況を鑑みると妥当な判断だと思います。フランスは再びロックダウンに入りましたからね。
こうなるとインバウンド需要を期待していた方々から悲鳴が聞こえてきます。経済効果だけでも1,500億円が失われる試算のようです。
ですが、緊急事態宣言で失われる経済効果の方が何倍もかかりますからね。
ここで経済効果が・・・というのは本末転倒だと思います。
世界中がこういった状況の中、どういった形であれ開催することがスポーツの力を通じて世の中に元気や活力を与えると思っています。
観客が!とか、経済が!とかではなく、日々鍛錬して夢に向かって努力をしてきたことを表現する舞台を用意し、オリンピック・パラリンピックの本当の主旨目的に賛同するアスリートが自分の状況を考慮した中で参加有無を決定することが大切であり、オリンピックは№1を決める大会ではないですし、競争が最優先の大会でもないと思っています。
有名選手が参加しないのであれば、それはオリンピックではない。楽しみが半減する。といった言葉がよく聞かれますが・・・
正直、何言ってんの?!と思います。
こういった厳しい状況の中でも、アスリート1人1人の物語に触れて共感し、明日への活力にすること。そして未来を担う子供達若者達に夢や希望を持ってもらうことが大切です。それを考えれば、今回のオリンピック・パラリンピックは歴史上で唯一無二の特別なオリンピック・パラリンピックになると感じています。
日々の練習ができない、制限されている、色々な感情が渦巻く、他にもいくつもの困難があり、そういったことに1人1人のアスリート、支援者が向き合い、立ち向かってきた1年だったと思います。
それでも、「がんばろう!」というストーリーをスポーツを通じて世界中に発信できる東京大会をやらない理由はないと思っています。オンライン観戦が主流になることで、より多くの人に届けることができる可能性があります。
それを実現するために感染対策の徹底が必要で、世界中の各プロリーグやイベントが徹底した感染症対策の基で開催されていることを考えるとオリンピックもそんな形になるのではないか?と思います。
昨年は各競技年代の全国大会、インターハイ、甲子園などが次々に中止となり、未来を担う若者達は悔しい想いをしています。東京大会をすることで夢や希望の光を届けましょう。
形はどうだって良いのです。想いが届けば・・・必ず届きます。なぜなら、子供達若者達がそれを一番理解していますから。そしてそれは必ず伝染します。
「やろう。オリンピック・パラリンピック!」
そんなことを想う。今日この頃です。
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