ルネサンスの起点
東吾妻町は山に囲まれた位置にあるので、山の景色を見ながら季節を感じることが多くあります。
新緑がどんどん伸びていて、葉っぱが大きくなり、カエルの声も聞こえ、すっかり夏のような気がしてしまいますが。
日差しは暑い時もありますが、西の山から吹いてくる風が冷たく感じるたびに夏本番ではないなと思い出します。
僕は、コロナ禍の二年前に埼玉県から地元である東吾妻町に家族と戻ることを決めました。
商売のことを考えたら、もしかしたら人の流れの多い都心部にいた方が良かったかもしれません。でも、僕にはその選択肢は全くなく、東吾妻町で町のための事業をしたいと思い、起業を決意しました。
自分の事業を考える上で、時間もかけて色々考えてきましたが、結局残ったのは地元である「東吾妻町が好き」ってことだったんですよね。
もうこれ以外にないという状態までいったような気がします。
仕事もいただきながら人の目に触れるようになってからは「町のために頑張っているね!」と褒めていただける機会が多くなりました。
もちろん、人の役に立てるのは僕も嬉しいのですが、ルネサンスの起点となったのは、まずは自分自身が「東吾妻町のことが好き」だったので、動機としては「町のため」にやっているというより、最初に「自分のため」があるんです。
動くからには結果的に「人のため」そして積もり積もって「町のため」にしていけたらと思います。
コネもお金もないスタートでしたが、小さくてもコツコツと続けることで町への変化を起こしていけるような事業に育てていきます。
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