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ブログよりぬき

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#エヴァ

綾波レイちゃんのヒップホップ

テレビ版エヴァンゲリオンの最終回で、使徒も人類補完計画もエヴァンゲリオンもない世界が描かれる。 そこで漫画やアニメの定番パターンを、綾波レイちゃんと碇シンジくんが演じる。 食パンをくわえて「遅刻、遅刻〜」と走る女子高生のレイちゃんと、普通の高校生のシンジくんが曲がり角でぶつかるのだ。ここではレイちゃんは普通の人間であり、シンジくんにとっては母親とそっくりな転校生。シンジくんも機能不全家族のアダルトチルドレンではない。「シン・エヴァンゲリヲン」と同じように、「すべてがじつは

エヴァを捨てよ、恋をしよう

映画「シン・エヴァンゲリオン 劇場版𝄇」を観ました。 1995年にテレビアニメーションとして始まった「新世紀エヴァンゲリオン」の物語の、最終的な作品です。 レイちゃんが村で生活して、でも彼女が普通の人間でないことが、まるで壊滅後の福島第1原発のようなネルフ基地の廃墟の前で、悲しく露わになったとき、私は泣いてしまった。 しかし、シンジくんは、傷を負った初恋の人アスカや、母の学友である時を超えたマリ、そしてカオルくんの幽霊に励まされ、運命に立ち向かう。 24年間の長きにわ