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ホラーアドベンチャーゲーム「Harvest-ハーヴェスト-」制作

こんにちは、もちもちです。
今日は制作中のRPGツクールMV製ゲームについての紹介と作品のコンセプト、ゲーム制作に関する自分なりの考えなどを書いていきたいと思います。
少々長いですが、どうぞご覧くださいませ。


今回は、というか今回"も"探索ホラーアドベンチャー

シンプルな探索アドベンチャーゲームを作ります。
イベントがあり、自分でキャラを操作し、あちこち調べ、フラグを立ててエンディングを目指す、そんなよくあるありふれたタイプのそれ。
まだちゃんとした完成公開実績を積んでいない以上、今度こそ……(と言いながら前作「タツヤさんの悶絶★絶叫ホラーワールド」も開発中止ってどういうことだよオラァン!? というのはさておき)。
前作のクッソダサい開発中止の話については以下の記事にありますので、興味のある方はどうぞ! 

とにかく何やかんやあったけれど、シンプルなホラー映画的なものを作ってみたいという気持ちは変わらないので、まずそれをひとつ完成させる!という思いで制作を進めています。
今でも時々、これがタツヤさん主人公ならどんなに面白おかしくできるか…と思わなくもないですが、そろそろいい加減タツヤさんに依存する考え方は卒業しないと(笑)
この作品だけは正真正銘、私自身が考えて作るゲームとして胸を張って公開したいのです。
もちろんいつか落ち着いたら、タツヤさん系の作品をまた作りたいですけれどね。どこにでもある剣と魔法のファンタジー世界(大嘘)を舞台にした短編とか!

ゲームタイトルは「Harvest-ハーヴェスト-」

タイトル画面は今のところこんな感じ

プロットを書き進めていた段階では(仮)としていましたが、このたび正式にこのタイトルに決定しました。
本当は舞台となる村の名前をそのままタイトルにしようかと思ったものの、どうやら同名の映画が存在していたらしく、ストーリーも何かそれっぽい(もちろんよく見たら全然違うのですが…)ので、最初に考えたこちらに決定。
村の名前とその映画については、また進捗を追っていつか書けたら。

とある青年のつぶやきから始まる
何の変哲もない山道…
だが、濃い霧に包まれており、青年は迷ってしまったようだ
迷子になったという女性・ミランダとの出会い。
不安は募るばかり
近くに住んでいるという村人の男が現れる。
二人は休憩すべく、彼についていくことに…
そして、時は経ち…?

グラフィックはレトロ路線の王道・ドット絵

そんな「Harvest-ハーヴェスト-」は今まで通りRPGツクールMVで、レトロなドット絵のグラフィックを使って作っていきます。

昔懐かし? ピクセルドット!
がわ゙い゙い゙な゙あ゙レ゙ドロ゙ド゙ッ゙ドぐん゙

近年の作品は有料・無料問わず3Dなどの美麗なグラフィックで彩られたものがたくさんありますね。ノベルゲームは素敵なキャラクターの立ち絵などもあるかと思います。
しかし自分がゲームを作るなら、とにかくスーパーファミコンを彷彿とさせるレトロなドットグラフィックが一番だと思っておりますので、この考えは曲げずに、自分好みのレトロ路線を貫き通すつもりです。
さらに今回の作品はキャラクターの「顔グラフィック」「立ち絵」といった素材を用意せず、様々な要素をあえてプレイヤーの想像に任せるという手法を取らせていただくことになりました。

メニュー画面。
キャラクター歩行グラフィックを表示

これに関して正直に申し上げますと、絵を描くのがしんどくて手がつかなかったのです。せめてメインキャラのメニュー画面用だけでもとも思ったけれど、それが用意できるなら他のキャラの分だって(表情差分はなくとも)用意できるだろ! と。
かといって絵師さんを探して有償依頼するというのも、ちょっとしっくり来なくて。
このまま素材についてうーうー唸ってたら、本当に何も進まないまま時間だけが溶けてしまうと思ったため、自身の手でキャラクターグラフィックを作れない分、「あるもので精一杯頑張る。ドット絵もシナリオも」的な気持ちでやっていくつもりです。
そう決めた途端、ものすごく制作意欲が湧いてきましたので、これはこれでいいじゃないか!と前向きな気持ちに。
小説を読む時、登場人物のビジュアルを脳内で自分好みに想像するのが好きな方に刺さったらなぁ〜なんて思います(笑)

ストーリーも仕掛けもシンプルイズベスト!?

さて肝心のストーリーですが、先に申し上げておきますと私には「考察ありきの難解かつ複雑、精巧に練り上げられたストーリー」を作れるようなセンスはありません。というかそもそも、そんなん自分で作りたいと思うような人間ではないのです。
謎解きなんかも難しいものは作れません。
なので作るなら、本当にヒントもいらないような簡単な仕掛けになるかと思います。自分自身が、そういうのが好みなので。

このゲームのことがわかる(?)Q&A

Q.頭から煙が出るような、解きがいのある難しい謎や仕掛けはある?
A.ないです。

Q.ものすごく複雑な裏設定が隠れていて、初見では気づかない要素もある?
A.ないです。

プレイヤーの解釈に任せるような、難解かつ斬新な物語の謎要素はある?
A.ないです。

Q.主人公たちにはゾッとするようなヤバい過去があり、今回大変な目に遭うのはその代償である可能性がある?
A.ないです。

作りたいものを、楽しみながら作る

世の中にある、市販・フリー問わず様々な作品を見るたびに「何でこんなシナリオを思いつけるんだ…」「そう来るのか〜展開パネェな!」と驚かされ感服させられることは数え切れないほどありましたが、ではそれらを参考にして自分もそれらしいのを作る気はあるか? と聞かれたら。

ないです。(迫真)

考察のしがいがある、一周遊んだだけじゃ理解できない、また遊んで謎を解きたくなる複雑・難解・斬新なストーリーじゃなきゃ嫌だ! というプレイヤーさんには、たぶん私の作品は合わないだろうなぁと思いつつ、あえてそんな方々が満足できないようなシンプルイズベストなストーリーで物語を練っていきます。
そう、ゲームなら「クロックタワー」シリーズが好きな方。
映画なら「悪魔のいけにえ」や「13日の金曜日」が好きな方。
そんな方々にぴったりのオーソドックスなホラーを。

ある日突然、変な場所に迷い込んだ。
とりあえず帰りたいのであちこち調べてたら、何かやべーやつに遭遇した。
捕まったら殺されるので逃げて、逃げて、逃げまくる! たまに抵抗する!?
ついでにいろいろ調べて、何かやべー秘密が隠されてたことを知る!
そして何やかんやあって無事に脱出ッ!!
お約束展開だっていいじゃないか!!

こういうのでいいんだよ、こういうので。
とまぁ「典型的なホラー映画の魅力をそのままに」、深く考えず直感で楽しめるシンプルなシナリオをコンセプトに。
難しい背景設定や複雑な謎解きではなく、「次に何が起こるかわからない怖さ」を純粋に楽しんでもらえる作品にしたいと思っています。
何より私自身が、最後まで楽しみながら作りたい、その思いが第一です!

おわりに

去年から進捗をあげつつ、シナリオプロットや必要なマップ、キャラクターチップなどを先に作り、最近ようやくほぼ全ての素材を用意することができました。
ここからは、楽しみにしていたシナリオ打ち込みの時間です。
かなりマイペースでまったりな進行になるとは思いますが、最後まで完成している物語なので、必ずや完成・公開に向けて頑張っていきます。
ゲーム制作の進捗については、またちょいちょいつぶやきにて出していく予定なので、そちらもご覧いただけたら幸いです。

大変長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた!

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