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手放していく感覚

島暮らしからもう1年3ヶ月が過ぎていた

まだその位しかたってないといえばたっていないのだけど、

ずっとずっと昔のことのように感じる

素敵な夢を見ていたそんな感覚。

娘が過ごした3歳から5歳の記憶

そこから1年過ぎると一気に記憶が上書きされてしまうらしい

1年前、コンビニがあることに感激していたことや

電車やエスカレーターに感激してはしゃいでいたのが懐かしい。

それも全て今では当たり前のことになってしまった。

不便なことだったことを

こんなに素敵に思えるのは

便利な世界には無かったことがたくさんあったからで

その逆も然り。

隣の芝生は青く見える、みたいな状況なのかもしれない。

けれどどっちもの暮らしをしてみて思うのは

やっぱりこんなに無くてもいいのでは、ということ。

溢れかえる社会のものやことや情報を処理することに時間をかけすぎている。

島時間はそれらを手放すことを気づかせてくれた。

もっと身軽に生きよう。

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