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「人が聞きたい話をする」っていうけど

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自分が書きたいことじゃなく、人が聞きたい話を書こう。

そんなアドバイスが載っていたのはなんの本だったか。もう随分前だった。
時期もはっきり覚えていないけれど、6〜7年前だったのは確かだ。
店舗用の文章を書いていた。反応がなかなか伝わって来ない。そんな中で毎日、迷っていた。平たく言うと、自分の書いていることに自信がなかった。
本の中で、前述のアドバイスを読んだ後も、他の本や、文章講座で同じようなアドバイスを得た。

周辺の友人やお客様から“質問”されることはもれなくネタにする

今の私は、周辺の友人やお客様から“質問”されることはもれなくネタにする、と決めている。
最初に太字で書いているものは2018年サロンをオープンする頃から書いたネタだ。

自分が消費者の立場で疑問に思ったことをもとに、聞きたいことを想像して書くこともある。
それでも、そんなネタはすぐに尽きてしまう。ふと、気づくと「自分が伝えたいこと」を書いた記事が連続してしまう。
結局、私もまだまだ勉強中だ。

そんな私のところにある日「話を聞きなくなくなる」営業さんから電話があった。さらにその数ヶ月後、「話を聞いてしまう」営業さんから電話があった。
この経験は「人が聞きたいことを書く」ヒントになるのではないかと感じた。
主役力とは直線関係ないことだ。けれど、自分を知って、自分を伝えるのに役立つかもしれない。だから、経験をシェアしようと思う。

話を聞いてしまう人には流れがある

話を聞かないのには理由がある

美容サロンはほぼ毎日のように営業の電話がかかってくる。商材から、広告系、機械系、社労士、など多岐にわたる。
ある日の営業の電話は、まとめサイトに掲載しても良いか、と言う内容から始まった。こうしたサイトは他にも色々ある。無料で掲載をし始めたら、有料でもっとアクセスがある位置にしませんか、と言う流れか、アフェリエイトでそのサイトが稼いでいるかのどちらかだった。
これまでと同じように「無料で掲載される分には内容に間違いがなければ、問題ないです」と答える。
今回の営業はそれで終わらなかった。
「こちら無料で掲載できるのはスポンサー様がいるからでして、スポンサー様の商品をお客様に紹介してほしいのです。売れなくても特に問題なく、売れた場合はお店に利益が2割入ります。お店に損はありません。」


どんなものかも分からないのに紹介できない、と言う私に
「商品は美容機器になります。EMSと呼ばれるものに近く、満足度も高いものです。紹介していただけますよね?」
となぜか当たり前、と言う雰囲気で断定されてしまい、聞く気がなくなってしまった。
スペックがわからないのに紹介できない。と言う私に、美容機器でして、と同じ事を繰り返す。EMSが何か、この営業は知らないんじゃないだろうか?とすら感じた。掲載を断り電話を切った。

その日のうちにTwitterに書いたのだけれど、口頭で説明した程度の美容機器をお客様に紹介すると思っているところが不思議でならない。
もちろんタダでサイトの掲載されて当たり前とは思わない。今までは無料掲載からスポンサーさんの商品とは、テレビ的アイデアで考えたなと感心もした。
EMSが説明できないなら、そのまま検索させてスペックや商品代金、販売台数などしっかり説明すればいいのに。口頭のみで「YES」をもぎ取ろうとするのは「損はないんだからやるよね?」という考えだったのだろう、と思うものの理解し難い。

この電話から5ヶ月。おそらく同じものを説明している電話がかかってきた。

話を聞いてしまう人には流れがある

サイト掲載までは同じ流れだ。その上で流れがあった。
「そのスポンサーさんのお名前は〇〇って言うんですけど。今何か検索するものありますか?パソコンとかスマホとか」
こちらが「知る」ための行動だったのもあり、自然とスマホに手が伸びる。
その後も「こんな商品にご興味はおありでしょうか」とこちらの意見を尊重しようとする姿勢が見られる。こちらも答えてしまう。

「聞きたいことを伝える」とはこのことだと感じた。こうした接客の流れでは、質問ができ言葉を選びやすい。
一方方向の発信でこのスムーズな流れはどうやって作ろうか。いま、考えている。



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