ドッキリだと思ったら意識が無くなった話のパート1
両親が警察を呼んだ夜、警察官の方々がパトカーで私を迎えに来た。
皆さんとても優しかった。私はこれは全てドッキリの撮影で、いつ種明かしされるのかとドキドキ、ワクワクしていた。なので、私は満面の笑みで出迎えた。
パトカーの中で筋肉自慢をする私の両腕を、警官2名が両脇からしっかり押さえてくれた。
そして真っ暗闇の中、一度も行ったことのない、どこか分からない坂の上の施設にたどり着いた。佐渡島の中で知らない場所があることに驚いた。
そしてエネルギー爆発中の私が通された部屋で見たものは…⁈
終始ニヒルな笑みを浮かべた白衣の医師。
これはまさにドッキリに違いないが、しかしちょっと冗談キツいなと思った。
そこで、医療保護入院という名の強制入院することが決まった。
つづく
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