いじめられる側にも原因があると言われることについて思うこと
今日、通級指導教室に通うため、息子を学校へ迎えに行った時のことである。
クラスの仲良しの子A君が途中まで見送りについて来てくれた。ようやく息子にも友達らしい友達が出来たみたいで、私は心底嬉しく、そのA君にひたすら感謝していた。
ところが、一緒に下駄箱へ向かう途中で、そのA君に別の子B君が話しかけてきた。
B君「どこ行くの?」
A君「○○(息子)さんを見送りにいくんだ」
B君「やめろ。あいつ、いつもうるさいし変なやつだから構うな」
A君「大丈夫だって」
しまいにはB君にA君が羽交い締めにされてしまい、A君は声のみで見送ってくれた。
A君「またね!バイバイ!」
B君とはクラスが同じになったことはないが、何度か公園で一緒になったことがある。
その時にきっと、息子が嫌がられる関わりをしてしまったんだろうな、と思った。
それが原因で息子がB君やその時その場にいたメンバーから嫌われてしまうのは仕方ない。息子にも責任があるから。
が、しかし、、、
だからと言って、息子にとっては数少ない貴重な友達であるA君に息子と関わるなと指示するのは違うでしょ、と思う。
発達凸凹っ子はいじめられやすいと聞く。
奇妙な行動や発言しちゃうし、わけわからんことでいちいち怒るし、そんな息子を嫌いになる子は一定数どころか結構な数いる。それ自体は仕方ないし、息子にも責任がある。
だから、息子に対して苦言や文句を言うのも、時に喧嘩するのも構わない。無理に仲良くしてくれ、とも言わない。
ただ、数少ない友達を「あいつと関わるな」と吹聴する形で奪い、孤立させようとするのは、ちょっと違うなとは思う。
多分イジメのはじまりって、きっとこんな感じなんだろうと思う。いじめられる側にも原因はある、というのは否定しきれない部分は確かにある。
さて、どうしよう。
本件は少し様子を見ながら、必要があればゆっくり対処(と言っても先生や相手の子に何か物を申すわけではなく、公園などに同伴して、さりげなく見守りながら、息子に行動面のアドバイスをしていく等)していこうと思う。ただ、トラブルも勉強。仮に何か望ましくない事態に発展しても、子ども同士で解決出来たら最高だとは思っている。進展があればまた続編を書くとしよう。