オカンは最強のパワースポット

オーストラリアにいる、私の娘(出稼ぎ中)
「語学学校、バイト、シェアハウスと、慣れない環境で疲れがピークに達している。」と、連絡があった。
母親である私の声を聞きたくて、連絡してきたのかと思いきや  
「ばーちゃんに会いたいわー。とにかく話がしたい。疲れてる時はばーちゃんに限る」と、言う。

そういえば、妹の家族も、昔から疲れたときは実家にいる。今も、妹はおかーちゃん大好きっっっ子だ。

娘の言葉でふと、気づいた。

母は私に対しても、電話の時は「頑張ってるなぁ」「頑張り屋さんやから無理せんときや」「素晴らしいね。」「いつも、みんなの世話焼いてくれてありがとう」等と肯定した言葉をかけてくれる。

顔を見ると、「ちょっと誰やったかなぁ(母の知ってる娘はもっと若い?)」となるが、電話だと、顔が見えないので、娘とわかってくれている。会話に繋がりはないし、喋っていた内容もすぐに忘れてしまう。しかし、どんな会話をしても、私の事を肯定するような発言しかなく、決して貶すことはない。
だから、母は世界一、私の味方だと感じられる


いつも変わらぬ穏やかな喋りと、笑顔。
そこに、良い塩梅の認知症が入って、ちょっとオモロい発言をする。
その上、忍法おうむ返しの術を駆使する(前回の投稿をよろしければ読んでみてください)、コミュニケーションの達人となってしまったことで、さらに家族を癒してくれている。

オカンは最強のパワースポット


最後まで読んでいただきありがとうございました。

今日が一番若い。
今日できる事は明日に回さない。
継続は力なり
生きてるだけで丸儲け

私のモットーです。

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