自宅ドリップコーヒーを始めて4ヶ月後の私のコーヒー事情
4ヶ月前に人生初の自宅でドリップコーヒーをしてみた時の失敗談を下の記事で書いた。今回は、その後について記録しておく。
憧れだった「自宅で豆を挽くところからドリップコーヒーを飲んでみたい」という小さな夢を叶えた後も、毎日、1日1杯は豆を挽くところからコーヒーを楽しんでいる。
前回の記事で考えた解決策は下記。
まず宣言通り「ドリップポット」と「重量と時間を同時に測れるスケール」を購入した。
まず、ドリップポットについて。
素人ながら自宅でドリップコーヒーする人なら、これは手に入れるべきアイテムだと思った。
理由は、当たり前だがケトルと比べ物にならないほどお湯を注ぎやすいから。
また、比較的安価で入手できる。
そして、"コーヒーを淹れてる感”も出るので
視覚的にテンションが上がる。これも大きい。
次に、コーヒースケール、いわゆる計りだ。
重量と経過時間を同時に測れるものを購入した。結論から言うと、一回も使っていない。
いや、ズボラすぎて自分でも引いている。
そして、使わなくても
美味しいコーヒーは飲めている。
そして、さらに「電動コーヒーミル」も購入した。ちなみに、コーヒーミルとは豆をガリガリして粉の状態にひいてくれる器具。
電動ミル、一度使うとやめられない…!
手でガリガリ挽くのも楽しかったが、
やっぱり毎日ガリガリしてると腕が疲れる!
みるみる(ミルだけに)腕に筋肉がついて逞しくなっていくのを見て、これはあかん、と電動ミルの購入に踏み切った。
私が購入したものは、粉の細かさも簡単に調整できるし、豆を全て挽き終わると自動でストップする。優秀。
もうね。電動式を使い出してから
本当に一度も手動のものを使っていない笑
ラクチン。最高。
最近の私のコーヒールーティーンはこんな感じだ。
1.お湯を沸かしておく
2.お湯を沸かしている間に
計量スプーン1杯分のコーヒー豆を電動ミルでひく
3.マグカップにドリッパーと紙フィルターをセットする
4.沸いたお湯を紙フィルターにかけて湯通しする
5.ひいたコーヒー粉を紙フィルターにセット
6.沸騰したお湯を、ドリップポットに入れる
→湯気が見えなくなるまで待つ
7.ドリップポットで2回か3回に分けてお湯を注ぐ。(雑ですね)
8.落ち切る前にドリッパーを外す。
4ヶ月間ほど毎日コーヒーを淹れてみて分かったこと。
・豆によって本当に味が変わる。
自分の淹れ方がダメだったんだと
落ち込む必要はない。
もともと酸味の強い豆、深みのある豆など
豆の焙煎の度合いや、種類によって
抽出される味も変わってくる。
・お湯の温度によって本当に味が変わる。
沸騰したばかりの熱湯を注ぐと
エグみの強い味になる。
ぬる過ぎると、抽出されず、味が薄くなる。
・私的にはお湯が沸騰後、
湯気が見えなくなるまで待ってから注ぐ
ようにすると、丁度良い。
(沸騰後、2分くらいかな)
冷めるまで待てない時は、水をドリップポットの4分の1くらい入れてスプーンで混ぜて温度を低くする。
改めて、焙煎屋さんやコーヒー屋を経営する方の、美味しいコーヒーの淹れ方への飽くなき探究心やコーヒー愛に、素直に尊敬した。
と同時に、4ヶ月間もほぼ毎日コーヒーを淹れていながら、一度も、豆の重さもお湯を落とす時間も計らずに、感覚で楽しんでいるズボラな自分は、趣味でコーヒーを淹れるのが合っているという結論に至った。
これからも自分の楽しみ方でコーヒーを楽しもうと思う。