知的文章術
【知的文章術】を一言で表すならば
対象となるのは
報告書、
論文、
レポートといった「知的文章」だ。
これらの文章の目的は、複雑な事柄を整理し、論理的に記述し、自分の考えを正しく相手に届けることである。
報告書のようなまとまった文章を書くことに苦手意識を持っている人は少なくないだろう。
文章を書くということは、とても苦労することである。
思い起こせば、うまく書こうと肩に力が入っていたのだろう。
文章を書き始めた当時は「起承転結」が大事だと教えられた。
学校の授業でも扱われ、これが文章の基本だと思っている方も多いはずだ。
しかし、本書では論理的な文章を書く際には「結承結」で十分だと言うのだ。
これは目からうろこだった。
たしかに、知的文章とエッセイやストーリーでは、書き方は異なるはずだ。これを意識するだけでも、分かりやすい文章に一歩近づくことだろう。
現在のビジネスパーソンは、昔と比較して圧倒的に大量の文章を書いていると感じる。
言うまでもなくその多くがメールだ。
特にビジネスメールにおいては、複雑な事柄を整理し、論理的に記述し、誤解がないように相手に伝えなければならない。
とすれば、ビジネスメールも、
知的文章術を対象とする知的文書にほかならない。
論理的な日本語は、ビジネスと知的活動の土台である。
知的文章術は、社会に出たら真っ先に身につけたい文章術といえるだろう。
✅よろしければサポートお願いします🤲 毎日更新するためのモチベになります。 頂いたサポート代は、毎日の活動費に使うとともに 私の記事をご覧になって、何かご要望があれば なんでもリクエストしてください!どうぞよろしくお願いします❕❗️‼️