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何を大事にするか

ある日、不思議な夢を見ました。

とても興味深い夢だったので、忘れないうちに書いておきます。


それは、こんな出来事から始まります。




ある寒い日

希少価値の高い人形が箱売りで200円のラベルを貼られて売られていました。

その人形は規格外品だったからです。

その人形をずっと欲しかった少年は、お小遣いでその人形をすぐに買いました。

家に帰った少年は、その人形が200円だということを可哀想に思いました。

大切な人形を家に大事にしまって壊れていない人形の型を探しに出かけます。

「これは合いそう!」

道端で見つけた人形乃型を拾って、合わせてみました。

けれど、そのお気に入りの人形には合いません。

今度は海で拾ってきた型を合わせてみました。

「これなら合うかも!」

けれども、やっぱり合いません。

そのうちに少年の家は、お気に入りの人形に合わなかった型でいっぱいになりました。

そして数年が経ち

少年はお気に入りの人形の型を探すのに疲れ果ててしまいました。

そしてある日

とうとう大事なその人形を崖から落とし自分で壊してしまいます。

一方で、同じ欠陥品の200円の人形を買った男の子がいました。

その子は人形をすぐに箱から出して200円のラベルをペリッと剥がし、すぐに遊びはじめました。

それからというもの、お気に入りの人形は、どこに行くにも男の子と一緒です。

庭の砂場で遊ぶときも
お風呂のときも
ごはんのときも
もちろん眠るときも

その人形が大事で仕方がなかったのです。

たくさんたくさん遊んで楽しいことを一緒に、いっぱいしました。

人形も大事にされていることが伝わり、ニコニコしています。

もちろん男の子もニコニコ笑顔。

同じ人形の哀しい結末と、幸せな人形と男の子のお話です

◯ ◯ ◯ ◯ ◯

これは先日、わたしが夢でみた物語です。
とても興味深いお話だったので書きました。
なんだか世の中のことみたいで。

人形は世の中の価値
少年や男の子は自分自身

規格外品でも大切にできること

自分が価値があると思えば、世の中で規格外品だろうと、その人にとっては価値がある

世の中の定義や価値観はムシして、自分の価値は自分で決められる

そんなお話でした✨

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