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レタッチの超基本 まずはこれを読んでみて

このnoteではレタッチに特化したコンテンツを発信しています。
はじめに自己紹介だけさせてください。

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写真を撮って生活している、プロフォトグラファーです。

普段は写真教室や写真に関連するブログなどを書いて生計を立てています。

https://nipponphoto.net/
普段はこちらのブログをメインに更新しています。

近頃は在宅ワークが普及したことにより、オンラインレタッチ教室を開催したりもしています。

しかしながら、オンラインレタッチ教室だと、参加したいけど時間が合わない、Zoomで会ったことのない人と話すことには抵抗があるといった方のために、noteでレタッチに特化したコンテンツを配信することにしました。

前置きが長くなってしまいましたが、本題に入っていきましょう!

この記事を読むとこんなことがわかります

・レタッチの大前提
・何のためにレタッチをするのか
・レタッチをする時の基本的な考え方

そもそもレタッチって何?っていう話なのですが、写真を加工して明るさを変えたり、色味を変えたりします。画像編集や現像とも呼ばれます。

これらのことがわかるとどういったメリットがあるのか

・レタッチの時に仕上がりに迷うことがなくなる
・目標ができるとどういう工程をたどれば良いのかということがわかる

まず、レタッチをするうえで必ず覚えていてほしいことが「仕上がりをイメージ」するということです。

仕上がりをイメージする具体的な手順を今から解説します。

何のためにレタッチをするのか

レタッチって何のためにすると思いますか?写真を綺麗にする、写真を鮮やかにするなど色々な理由があります。とにかく全部ひっくるめてしまうと

レタッチは自分が見せたいモノを見せる

ということになります。

写真を分析してレタッチするところを決めよう

分析というと難しい言い方に感じるかもしれませんが、実際は直感的に写真を見て「ここをこうしたいな」という程度の意識がけで大丈夫です。

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三重県_多気町_池上_200608_N048

例として具体的な1枚を出しました。上がレタッチ前で、下がレタッチ後です。
この写真をレタッチする時に分析したのが下のような感じです。

三重県_多気町_池上_200608_N048-2

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「なんか地味」「暗すぎて寂しい」という写真の分析に対して、「夕焼けをもっとドラマチックにしたい」「手前をもっと見せたい」というのが、仕上がりのイメージです。

大きなイメージができると雲の赤みを強調したいとか、草地のもこもこ感を出したいとか、細かいイメージができてきます。細かいイメージは実際にレタッチをしながら膨らませていきましょう。

ちょっと余談ですが、写真に欠陥がないかということで、一般的に失敗した写真というのは手ブレ、ピントがズレて写真がボヤけている(ピンボケ)、ゴミがついていないか、違和感のある傾きになっていないか、という要素があります。手ブレやピンボケはレタッチで修復が困難ですが、残りの2つはレタッチで修正できるので、それらが見つかったら直していきます。

必要なところにレタッチをする

実際にレタッチをする時は、必要なところに必要なぶんだけのレタッチをします。

全体的なレタッチだけで完結させようとすると、一部のためにその他大部分がダメになってしまうというケースも少なくありません。

部分補正をすることが、レタッチをするうえで鍵になります。

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例えば、Lightroomを使う場合は基本補正のうえに、このように部分補正をするツールが用意されています。

部分補正を使えば、空だけをレタッチする、地面だけをレタッチする、などといったことが可能になります。

レタッチの流れ

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僕のレタッチの流れは、このようになっていることが多いです。結構重要に感じているのが、ベースを整える部分ですね。

ベースを整えて実際の見た目に近づけてから、自分のやりたいことをやるほうが、よりリアルさを残した演出ができるようになります。

このnoteでは実際の見た目に近づけるために必要なレタッチ手法も公開していきます。

レタッチに少しでも興味のある方はフォロー・ブックマークをよろしくお願いします!

ここから下は、レタッチ教室とほぼ同じ内容の記事を紹介しています。カメラを始めるとLightroomやPhotoshopの本を買うことがあると思いますが、同じような感覚で買えるようにしています。

特にPhotoshopはレタッチに特化した本というものはあまりないので、どれも思った内容の本ではないな〜という方にオススメです。
サンプルの写真もついています。

レタッチソフトの導入はメインブログで解説しています

https://nipponphoto.net/shoshinsha-camera-edit

レタッチソフトを導入する部分は、メインブログで解説しています。
noteで解説している記事は基本的に有料(*一部無料)なので、その前に導入部分を無料で解説しています。
レタッチで必要なものや、超基本的な部分ですね。

有料記事は基本的な操作はできるけど、ちょっとだけ突っ込んだ部分の解説をしています。
ソフトは使えるようになったけど、もっと写真を自由にレタッチしたいなぁと考えた時に買うレタッチ本と同じ感覚でお読みください。

Lightroomで直感的にレタッチしてみよう

Lightroomを使えば、基本的にスライドバーを動かすだけで直感的に写真をレタッチすることができます。

初心者の方でもわかりやすいような解説と実際にレタッチが練習できるサンプルデータを入れています。

Lightroomでよく使うスライドや立体感の出し方・透明感の出し方などを紹介しています。

やや細かい作業もありますが、基本的に難しいことではないので、初心者の方でも大丈夫です。

Photoshopもこれだけ覚えれば写真をレタッチできる

Photoshopは難しそうというイメージを持っている人向けです。

シンプルにレタッチができる方法をお伝えしています。
こちらも練習用のレタッチデータを入れています。

調整レイヤー・レイヤーマスクを覚えればPhotoshopのレタッチはかなり捗ります。よく使う調整レイヤーや、レイヤーマスクの超わかりやすい覚え方、普段意識している立体感や透明感とは何なのか、どうやって出すのかということを解説します。

やめられない止まらないPhotoshop

Photoshopである程度のレタッチはできるよ〜という人向けに作りました。

写真の鮮やかさを10秒で引き出したり、光や影を自由自在に描く、またはそれらの描き方で注意する項目を紹介します。

いずれも単純な作業ですが、これらのことができるようになると、かなり写真の幅が広がります。

シーン別のレタッチ解説

いくつかのシーンに応じたレタッチ記事を紹介しています。
ここまでに紹介した記事よりもリーズナブルな価格となっています。


レタッチが上手くなる秘訣

最後にレタッチが上手くなる秘訣を3つお伝えします。

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1, 人の真似をする
世の中にはたくさん写真があふれています。

自分の理想イメージをうまく表現できている人の写真を真似すると良いです。

ついでにその写真をなぜ良いと思ったのか、分析してみてください。
良いって思ったんだから良いに決まってるだろう、理由なんかないって思われた方はもう一踏ん張りして、その写真のどの部分が良かったかというのを見つけてみてください。

例えば「夕焼け雲の赤色が好き」とかでいいです。ちょっとでも写真の良いと思ったところを言語化すると良いです。

2, プリセットを使う
どうしても仕上げたい写真のイメージに近づけることができない、という人はプリセットを使ってベースを作ってしまうのが良いです。
無料のプリセットから有料のプリセットまで、たくさんのものが公開されているので、気に入ったものを使うと良いでしょう。

3, 人と交流する
実はレタッチを上達する最短ルートなんじゃないかと思います。
誰でもいいです。写真をやっていない人でもいいです。

自分だけでレタッチをしていると、感覚が鈍ってきてしまって、いつのまにかとんでもない仕上がりになっていることは少なくないです。特に初心者時代は写真の色味を大きく変えすぎたりしてしまうことも多々あります。

そこで人に見せて、講評してもらうことで、自分の良い部分、悪い部分に気づかせてくれます。

余談ですが、写真やデザイン関係などおおよそ創作物と呼ばれるものの評価は女性にしてもらうほうが、しっかりした意見を得られます。
一般的に絵や写真を見るために使う、鑑賞能力とよばれるものは女性のほうが長けているのだとか。

人と交流するためには

・学校や職場でカメラが趣味の友人を作る
・サークルに入る
・オンラインサロンに入る
・写真教室に参加する

などがあります。

ちなみに僕もそういったコミュニティを1つ運営していて、月額は無料ですが、写真教室に参加したことのある人限定となっています。

Slackという掲示板アプリを使ったものですが、たまにZoomでレタッチ会をやったりしています。

https://nipponphoto.net/category/photo-lesson/

写真教室はこちらでやってます。


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