食べログ活用方法を解説! #34
今回は今日本で最大のグルメサイトである食べログについての話です。
食べログは現時点で日本最大のグルメサイトです。パソコンとスマートフォン合わせて1億1,800万人の利用者がいます。
まず初めに食べログの有料プランがどういうものなのか、有料プランの内容をお伝えします。
食べログ有料プランの概要
食べログのプランは大きく分けて4つあります。ライトプラン、ベーシックプラン、プレミアム5、プレミアム10です。
大きく分けて6個のカテゴリでお話をしていきます。
①月額②アクセスアップ③表現力アップ④来店促進⑤ゴールデンタイム⑥サポートというカテゴリです。
いくらのプランだとどのサービスを受けられるのかという話を理解をしていただきたいと思います。
①月額費用
月額は1万円から10万円のプランがあります。ただこれだけではなく従量課金というものがあります。
元々食べログは月額費用しかかかりませんでした。しかしあるタイミングで収益化を図ろうと、ネット予約に応じてお金を貰うということを始めました。
WEB予約の成果報酬に伴う費用で、夜が1名あたり200円ランチタイムが1名あたり100円です。
もちろん食べログの立場に立てば、加盟店を増やしてそこに従量課金を加えることは、収益化を図るために正しい判断だと思います。
ただ繁盛店であればあるほど、お金を取られてしまうシステムなので飲食店にとっては厳しい部分です。
食べログのWEB予約はポイントがついたりするので、なかなかユーザーは離れません。僕たちはできる限り、この食べログのWEB予約ではない他の方法で予約してもらえないかと模索しています。
食べログを含めたグルメサイトは、電話予約からWEBでの予約に切り替えていきたいと考えているはずです。なぜなら電話予約は店舗にとって時間を取られて不利益だからです。
ネット上で勝手に予約してくれて勝手に席が埋まっていたらそんなに楽なことはありません。そしてその仕組みを提供する代わりに「成果報酬でお金をください」というのがグルメサイト側の立場なのかなと思います。
②アクセスアップ
次はアクセスアップの話です。食べログは2パターンの検索方法があります。一つ目は、課金額が高い順番に表示される標準検索の方法。そして二つ目が口コミの点数に応じてランキング形式で表示される方法です。
アクセスアップ機能とは、口コミの点数に関係なく食べログ側にある一定割合のお金を払えれば上位に表示されるというものです。
なのでベーシックプラン以上だと、表示順位が上がりやすくなるのかなと思います。
ランキング形式だと、上位3店舗まではユーザー側がお金を払っていなくても見れますが、4店舗以下はお金を払っているユーザーにしか見せないようになっています。
例えばランキング形式で新橋・居酒屋と調べたときに全部のランキングが見たい場合はお金を払わなくてはいけません。
③表現力アップ
次は表現力アップの話です。写真などを使って店の特徴や料理、店内写真を載せることで、お客様に伝えやすいようなページを作れるというのが表現力アップです。店舗ページのトップの写真は10枚設定できます。
プレミアム5やプレミアム10だと、この表現力アップのための写真の掲載数を増やすことができます。
④来店促進
来店促進というのは24時間予約を受け付けるように店舗ページに空席状況を表示するということです。
⑤ゴールデンタイム
ゴールデンタイムというのは課金が多い店舗に対して、優先的にピーク時間に露出を増やすというものです。ピーク時間とはいわゆるランチタイムの12時前後や、1次会利用の17時~19時、2次会の19時~22時という時間帯のことです。
1週間あたりに決められた枠があるので、必ず表示されるというわけにはいかないのですが、そういった枠があります。
ないよりもあったほうがいいですが、口コミの点数が付いていない店舗が、5万~10万を払って露出させたたところでお客様は来ないと思っています。
食べログで検索するユーザーは、どこのお店がどのように評価されているかを知りたいはずです。なので上位表示されているからといって点数が低いお店の予約を取ることはないと思います。
食べログを使っているユーザーは、相対的にどのように評価されているのかを知りたいわけなので、ここにお金を払うのはあまり得策ではないです。
食べログは価格帯が高い店のほうが評価されやすく、居酒屋はされにくい傾向にあります。しかし食べログを使っているユーザーも一部いるので、僕らは食べログをやめることができません。
本来は3,000~5,000円の居酒屋の点数と、2~3万円の寿司屋や焼肉店のように価格帯で評価を分けるべきだと思いますが、まだそこまで進んでいないのが現状です。
⑥サポートサービス
電話対応窓口のサポートサービスが受けられるのは、プレミアム5とプレミアム10だけです。代行してくれる部分は店舗情報の修正やメニューの更新などです。これで忙しい店も5万~10万を払っておけば安心だと思いますが、自分でできることは自分でやるべきだと思います。
これが食べログの有料プランでできることとできないことのお話です。結局皆さんが一番気になるところは、食べログはどうしたら点数が付いたり上がったりするのかということだと思います。
これはどんどん変わっているので一概には言えないです。今現時点での話だと、食べログの一番の特徴はランキング形式でさまざまな店舗が見れるというところです。 来店したお客様が口コミを書いて、書いた人の影響力や、店舗への口コミの数など総合的に評価して、店舗の点数が付きます。
食べログが精査しているアルゴリズムによってこの点数の付き方は変わります。それを日々修正することにより最適化を図っているのが食べログのモデルです。
昔は正直、点数は簡単に上がると思っていました。しかし食べる側も適正な評価をお客様に伝えたり、できる限り良い店を皆さんに伝えたいという想いがあるはずです。なので不正はしませんし、簡単に点数も上がりません。
今回は食べログの話をしてきたのですが、これからRettyや他のグルメサービスの話、リスティング広告やMEOの話もしていくので楽しみにしていただければと思います。
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