みずさかゆうと

zenkigenでリサーチアシスタントとして働いています。UCL学部3年です。

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マガジン

  • ZENKIGEN Lab.

    • 10本

    ZENKIGEN Lab.のメンバーが、日々取り組んでいるテーマや、話題のニュースに関する議論などを紹介します。

最近の記事

Zenkigen Lab @超異分野学会

背景 今回は、ZENKIGEN.Labが超異分野学会 北海道フォーラム2022で発表した研究について紹介します。発表タイトルは、「二者間の対話による創造的アイディア生成プロセスの質的分析」です。 研究について 現代のビジネスシーンでは、人々が協働して「新しく価値のあるもの」を作ることの重要性が繰り返し指摘されています。私たちは、この問題に創造性という観点からアプローチすることを試みました。 近年の多くの研究では、課題を通じて創出されたアイディアの個数や、そのアイディア

    • ラボラジオってなぁに?

      こんにちは、ZENKIGEN.Labの水坂です。 今月は、「リモートワーク下での社内コミュニケーションの活性化施策」として皆さんにも是非参考にしていただきたい、本年4月より開始したラボの新しい取り組みを紹介します。 これまでのラボでは、感性工学や心理学、データサイエンス、社会学などの様々な学問分野の専門家がディスカッションをして、1on1や採用といった人事領域における新たな知見の構築やそれをサービスへ活かす方途を考えてきました。 そんなラボには、多様な分野で専門性の高い

      • トランザクティブ・メモリー・システム

        こんにちは、Zenkigen Labの水坂です。 前回の投稿から半年以上も経ってしまいました。 この期間は心理的安全性、データガバナンス、創造性など様々な領域にてリサーチを行いました。そこで今日は、振り返りも兼ねて「トランザクティブ・メモリー・システム(TMS)」について紹介します。 TMSは昨今注目を集めている経営学の概念であり、気鋭の経営学者である入山章栄教授(早稲田大学大学院経営管理研究科)は『世界標準の経営理論』で「筆者は私見として、日本企業で特にいま求められて

        • スタートアップがラボに投資をする理由

          これまでラボが誕生した背景について書きましたが(前回の記事)、今回はスタートアップの会社がラボに投資し続ける理由を尋ねました。 水坂:なぜお金に余裕もない創業間もないスタートアップがラボに投資するんですか? 小荷田:一言で表すと「半歩先を行く」です。 私は、ZENKIGENではこれまで3つの組織の立ち上げに従事しました。デザインとデータサイエンス、ラボです(マーケティングを含めると4つです)。これらの組織は一見繋がっていないように見えますが、強く繋がっています。そして、

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        記事

          ~ LAB誕生秘話 ~ 小荷田成尭

          ラボとしてNoteを書いていく中、「どんな理由でラボが始まったの?」「立ち上げの経緯を聞いてみたい」などラボ立ち上げ期についてたくさんの質問を頂きました。 そこで今回は水坂が、ラボ発起人である小荷田さんにラボ誕生の秘話についてインタビューしました。ラボの立ち上げや現在の組織について2回にわたりお送りします。 小荷田 成尭のプロフィール慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科修了 2014 ソフトバンクモバイル システムエンジニア 2017 Accentu

          ~ LAB誕生秘話 ~ 小荷田成尭

          勉強会な日々 〜デヴィッド・グレーバー著『ブルシット・ジョブ』〜

          こんにちは、Zenkigen Labの水坂です。 今回は、普段のZenkigen Labで行われている勉強会の様子を、少し紹介します! Zenkigen Labには、感性工学や物理学、社会学、心理学など様々な専門を持った研究員が集まっています。普段は「心理的安全性」(第1回&第2回)などのテーマについて、各専門の知見を生かした議論をしていますが、1冊の本を題材に2週間に1回の勉強会をしています。今回はデヴィッド・グレーバーの『ブルシット・ジョブ』の会をダイジェスト版でお届

          勉強会な日々 〜デヴィッド・グレーバー著『ブルシット・ジョブ』〜

          心理的安全性を測りたい

          こんにちは、ZENKIGEN Labの水坂です。 今日は、私たちが考える「心理的安全性」の測り方について紹介します。 これまでの心理的安全性の測定 エドモンドソンが提起した議論において、心理的安全性が担保された職場は「職場の仲間が互いに信頼・尊敬し合い、率直に話ができる」状態にあるとされます(第1回ノートのリンク)。エドモンドソンは心理的安全性を測定するために、以下の7つの質問を作成しました(Edmondson 1999)。 1. もしあなたがチーム内でミスをした場合、

          心理的安全性を測りたい

          print(“Hello World!”)

          はじめまして、Zenkigen Labの水坂です。 Zenkigen Lab(以下、Lab)は株式会社ZENKIGENの中で、感性工学やデータサイエンス、社会学などの様々な学問分野の基礎研究を中心にディスカッションをして、新たなプロダクトの方針提案や論文執筆などを行っている組織です。ちなみに社名の由来である全機現とは、人の持つ能力の全てが最大限に発揮されている状態を指す、禅の言葉です。私たちは、より多くの人が全機現する社会を目指して研究を行なっています。このnoteでは、私

          print(“Hello World!”)