あいまいな喪失についての読書メモ 開会宣言
特に会ではないのだが、こんな本を見つけたところから話を始める。
厳密に言えば、自身の現状を改善すべくインターネットをサーフィンしていて "あいまいな喪失" という概念を知り、そこから辿った。
私自身が置かれている状況を正しく捉えた考え方のように思え、昨日購入したものだ。
今日届いて、序文を読んだところで読書メモを書いておこうと思った次第である。序文については別途書く。
前提として、この本はある程度の知識を持ったセラピストやカウンセラー等の専門家に向けて書かれたものである。
私のような素人が理解できるかどうか、怪しいところだ。
加えて、自身があいまいな喪失によってストレスを受けている本人が、自身と向き合うために利用できるか否かも不明である。
"あいまいな喪失" あるいは "曖昧な喪失" の検索結果を合計しても百万件に満たないのが2022年5月の現状であり、手軽に入手できる情報がやや限られているように思った。
英語で "Ambiguous loss" だと情報が多いので、英語だったらもう少し情報が増えるかもしれない。
これらを踏まえ、冒頭に挙げた本を読みながら簡単な読書メモを残し、自身の理解とインターネットの海に僅かな栄養素を与えることに挑戦する。
可能な限り私自身が抱えているあいまいな喪失については触れず、この読書メモにおいては本の内容を理解することに重点を置く予定ではあるが、内容の複雑さやボリューム、自身が入り込める度合いによってメモの濃度に差異が出る可能性はある。
このあたりは書きながら調整しつつ、前提事項の記載などをもって誤解を招かぬよう配慮するつもりだ。
次回はひとまず序文について、簡単に記載していこうと思う。
誰に向けたものでもなく、私利私欲のために始める読書メモではあるが、誰かの助けになれば幸いである。