「読まないと気が済まない」と読者に思わせるための”読ませられる”文章術
みなさんの、文章は読まれていますか?
ネット上には情報が溢れており、それがすごいスピードで出回っているこの時代で、自分の文章を読ませるのはかなり至難の業。
読者は正直者で、おもしろくないと感じれば、すぐに離脱して、他の文章に浮気をします。
だからこそ、”読ませられる文章”を書くことが大事なんです。
この記事は、思わず読者が「読まないと気が済まない」と感じてしまう文章を書くために重要なことを解説していきます。
ぜひ、最後まで読んで、その術を身につけてください。
文章を読ませるのが難しい理由
今の時代、読者は疲れています。
YoutubeやVoicyなど、一度再生ボタンを押してしまえば、自動で流れてくれる受動型のコンテンツに比べて、Xやブログ、本など、自分から読み進めていかなければならない、能動型のコンテンツは、かなり脳の労力が高いんです。
そう、家事や育児、仕事で疲れている現代人にとって、そもそも文章は不向きなんです。
僕自身も、ブログを書きながら、音楽を聴いたり、Youtubeを垂れ流しにしたりしちゃいます。
なので、僕を含めてテキスト媒体で発信している人は、その現実を受け止め、いかに読者を惹きつけて、離脱させないかを考える必要があります。
動画や音声よりも「あなたの文章が読みたい」とならなければ、もう勝ち目はないんですね。
三行で心を撃つ
残念ながら、読者は最初でつまらないと判断すれば、もうあなたの文章を見ることはありません。
人間で例えるなら、美男美女しか、そもそも恋愛対象に入らない感じです。
性格が大事と言っていても、それは見た目という審査を通過した人限定の話です。
だから、文章の見た目の部分、最初の三行が超大事。
とにかく一文目を強く、そして三行以内で読者の心を撃つことが大事です。
そのためには、最初に自己紹介なんてしている暇はありません。
強い言葉で文章の核となる部分を伝えてあげましょう。
どうやったら、最後まで自分の文章を読みたくなるのか、考えに考え抜いた最高のつかみの文章で、読み手の心を撃ち抜いてやりましょう。
一行目の目的は二行目を読ませること
文章を書くすべての人が、知っておくべき格言があります。
一行目の目的は、二行目の文章を読ませること
二行目の目的は、三行目の文章を読ませること
三行目の目的は、…
これは、ジョセフ・シュガーマン氏の有名な格言です。
この格言を知ったとき、僕は衝撃を受けました。
最後まで読んでくれるのは、次の行から次の行へと離脱することなく読み進めてくれるから。
そのためには、読者に極力ストレスを与えてはいけません。
だからこそ、最初から終わりまで、一つ一つの言葉を丁寧に紡いで、流れるような文章にする必要があります。
気持ちよくドライブしていて、渋滞にハマると最悪の気分になりますよね。
読み手はあまり考えたくないし、疲れたくないんです。
次にスムーズに繋がる文章を心がけましょう。
感動を届ける
感動を届ける?悲しいラブストーリーでも書けってこと?
安心してください。そういうことでは、ありません。
ここで言う感動とは、読者の感情を動かすことです。
感情を動かすことができれば、読者にとってあなたの文章は必然的に、いい文章だと認識されるようになります。
感動は相手に刺さるかどうかなので、ぜんぶ自分でコントロールできるわけではありません。
ですが、読者の気持ちに寄り添い、感動させるように努力することはできます。
では、読者が感動するポイントとは一体どんなところなんでしょうか。
それは、新たな発見があったときや、行動できそうなことを見つけたときです。
「こんな考え方があったのか!!」
「これならすぐにでも実践できそうだな!!」
こういう情報を見つけたときって、めっちゃ嬉しくないですか。
僕はめっちゃ嬉しいです。
だからこそ、どこにでもありふれた情報を提供するだけでは、読者は感動することなく、読むのをやめてしまうので、できる限り感動させる努力をしましょう。
まとめ
ここまで”読ませられる文章”を書く方法を解説してきました。
かなり目からウロコの内容だったのではないでしょうか。
今回の内容は、読み手目線で考えてみると、わかりやすいかもしれません。
普段自分が無意識のうちに読んでいる文章が、どれだけすごいのか気づくことができると思います。
この内容は、知っているだけでは意味がありません。
ちゃんと普段の執筆活動から、実践してみてください。
そうすれば、あなたの文章が変わっていくことを実感できるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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