「時間を有効に使いたいと言うのがずっと課題になっています」

今回は「時間の使い方」についてのご相談をいただきました。

フルタイムの仕事での休みが取りづらいことや、残業がその日にならないとわからない。プライベートの予定が立てづらい。
時間を有効に使いたいと言うのがずっと課題になってます。

仕事の予定がわからず、プライベートの予定が立てづらいというお悩み。

このお悩みを拝見したときに、思わず「わかるな〜」と共感しました。

僕は、前職までケアマネジャーという介護の仕事をしていたのですが、当時お世話になっていた先輩が、

「ケアマネジャーの仕事は、利用者さんから電話があったら最優先で対応する必要があるんだから、プライベートの予定は入れないようにね！！」

という方針の方だったからなんです。

(僕はその一言がきっかけで、ケアマネジャーの仕事がイヤになって、フリーランスを目指すことにしたのですが。笑)

あ、もしこの話にご興味がある方は、こちらをご覧ください。

仕事の予定が見えないと、プライベートのスケジュールが立てにくくなりますよね。

そして、仕事中心の暮らしを繰り返していると、「本当にやりたいこと」ができない日々が続くので、心がキューっと苦しくなってきます。

この状況。

実は、抜け出す方法があります。

実際に、僕はこの方法を使って自分の時間を増やせたし、「じぶん時間0分」で悩まれていたクライアント様の時間を、1日3時間以上まで増やすことをサポートできた実績があります。

Pさんだけではなく、この記事を読んでいるあなたが、同じように悩まれているのでしたら、どうぞ試してみてくださいね。

それでは、いきましょうー！

プライベートを中心に予定を立てられるようになる方法

今回のご相談者様であるPさんに「理想の時間の使い方」についてお聞きしたところ、こんなお返事をいただきました。

1日フリーが望ましいが、週3日のパートの働き方になって、プライベートの予定から中心に立てていきたい。

時間に余裕のある暮らしって、最高ですよね。

そこで、まず僕がご提案したいのは「いきなり全てを変えようとしないこと」です。

例えば、週5日仕事が入っているのなら、いきなり週3日にしようとしないこと。

もちろん、理想を早く叶えられるにこしたことはないんですが、僕らの潜在意識は「変化」を嫌うので、「大きな変化」を起こそうとすると、大きな抵抗感が出てきます。

例えば、「働く時間を減らして、お金がなくなったらどうするの？」という「不安」などが出て来るはずなんですよね。

多くの人が、この「不安」に勝てません。

では、どうしたら良いのか？

僕のオススメは、怖くないサイズから変更していくことです。

例えば、Pさんの場合は

残業がその日にならないとわからない。

というお悩みがあるのですが、「出勤前の時間」なら、自分の判断で使えるはずなんです。

この「自分が扱える時間」を少しずつ増やして行くんですよね。

1ヶ月先、1週間先までの予定は、シフトが出てからじゃないと組めないのだとしたら、「今日の予定」はどうでしょうか？

また、「今日の予定」では、まだサイズが大きい場合には、「出勤前の時間」ならどうでしょうか？

「出勤前の時間」は、もしかしたらたった1〜2時間かもしれません。

まずは、この1〜2時間を主体的に扱ってみるんです。

すると、徐々に「人生の舵」を取り戻せるようになります。

人生が思うように行かない、苦しい、もどかしい。と感じているときは、往々にして「人生の舵」を他人や環境に預けているときなんですよね。

人生の主人公は自分なんです。

そのことを思い出して、「人生の舵」を少しずつ取り戻せる範囲からで良いから、取り戻していく。

すると、「時間」という目に見えない存在も、自在に扱えるようになっていきます。

それでは、次に具体的な時間管理ノウハウをシェアしていきますね！

じぶん時間が増える！「時間天引き法」とは？

前述した通り、じぶんで自由に使える時間を増やしたい場合には、「人生の舵」を取り戻していく必要があります。

そのための手段はたくさんあるのですが、「時間管理」に関していうのであれば、僕のおすすめは「時間天引き法」というノウハウを活用することです。

時間天引き法とは、1日が24時間ではなく、23時間45分しかないと決める。という方法です。

こうすることで、「15分」を最初から天引きします。

天引きした時間は、じぶんのために使います。

今の自分のために使っても良いし、未来の自分のために使ってもOKです。

この15分間だけは、絶対に誰にも「時間」を奪われないように死守してください。

このわずか、15分の時間を自分へ「与える」することで、「人生の舵」をどんどん取り戻せるようになります。

そして、慣れてきたら、15分を→30分→1時間と伸ばしていきます。

すると、当然その分だけ「じぶん時間」が増えるので、自分の時間(＝寿命)を自分で扱えているという自信が身についていきます。

この繰り返しで、自信がつき、さらに大きな目標や夢を叶えられるようになるんです。

もちろん、今回のご相談者Pさんの「理想の暮らし」である「1日フリー。週3日のパートの働き方」にだって変容していくことは不可能ではありません。

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イギリスの歴史学者・政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した「パーキンソンの法則」をご存知でしょうか？

• 第一法則：「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」

• 第二法則：「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

上記を要約すると・・・

「時間」も「お金」も、「余ったら〇〇をしたい」という発想だと残らないよ〜〜。それが、人間という生き物だからね。

というメッセージなんです。

貯金が上手な人は、給料日に「天引き」をしています。

時間もこれと同じで、プライベートのじぶん時間を確保したいのなら、最初に「天引き」をする必要があるんですよね。

僕自身が試してみて、大きな効果を感じていますし、同様の方法を、僕のコーチングを受けてくださっているクライアント様にもお伝えしたところ、大きな変容を起こせた人は、1人や2人でありません。

「天引き」には、それだけ大きな効果があります。

「余ったら〇〇したい」という発想から、「先に◯分天引きする」という発想に切り替えることで、人生充実度は劇的に変わります。

なるほど！と思ったら、どうぞお試しくださいね^^

p.s.

「時間管理」についてのご相談をいただくことが多いので、近々、時間管理をテーマにした勉強会企画をすることにしました！

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