見出し画像

自分の非を認めろ何かのせいにするな⚡️

七海恋です✨️
私は毒親がこの世で一番大嫌い🥹

人間には毒親に限らず
自分を守るための防衛機能として、
ひねくれたり、自分の非を他者に押し付けたり、
なにかのせいにしたりしてしまう本能が
うえつけられています。

しかし、
どんな理由があれ、
人を傷つけたらごめんなさいだ!🥹🥹🥹

そして、私は
「自分の非を認められない大人は、もう変わらない」と
見切りをつけているので
近づかないし、その人を変えようとしないし、
どうでもいいし、距離を置きます。

多くの人がそうですよね?

そのため、
非を認められない本人の周りには
ろくな人がいないから
社会的地位の低さゆえ
生きづらさを抱えて
自分に絶対服従してる我が子に当たり散らかす。

そんな毒親が
この世には多いってわけ。

私は、今見ている子どもたちには
絶対そんな大人になって欲しくないので、

悪いことをしたら表情が変わるまで、
本人が非を認められるまで、

自分が傷つけられようと嫌われようと
それは相手を傷つける悪いことだと伝え続けています😤

私だっていつまでもグズグズと
親のせいにしたかったさ!

だけど、そんなことしたって
人生がいい方向に行かないことがわかってるから、
散々親のせいにしたら
相手がじゃなくて、
自分ができなかったことを
反省してそれを乗り越えようと努力してきた。

うちほど家庭環境がやばくなくても
みんなそうやって生きてるんじゃないかなあ。

自分がそうやって乗り越えてきたからこそ、

つまらんプライドが邪魔して
自分の非を認められず、周りに迷惑かけてる
大人が心の底から大嫌いだ。

私たち愛着障害者は、
こういう自己中な大人たちに沢山傷つけられて、
自分が悪いんだって洗脳されて
結果、生きづらさとして残ってる。

古傷としてインプットされてるのに
そんな人をも抱きしめたい🩵とはならん。

普段は誰かのせいにしたくないけど、
言わせて欲しい。

お前たちのせいで
どれだけ周りが大変だと思ってんだよ😤

そんなことをふと思い出す経験が頭をよぎったので、
ショートショートにまとめてみました✨️


題名:そして彼女は毒親へ

私の一番の友達、かなえは
母親からの愛に依存していた。

もう見ていて辛かった。
大好きな父に裏切られ母子家庭になったかなえは
母親からの愛を求めていた。

だけど、
どんなに彼女が試し行動をしても、
母親はかなえに愛を与えなかった。

周りはわかっていた。
そんなことをしてもかなえの母親は変わらないし
かなえの本当の気持ちは分からないということを。

それでも、
かなえはお母さんからの愛を貰えることを信じ、
お母さんへの試し行動を続けていた。


高校2年生の春、かなえが私の家に泊まりに来た。
かなえは色んな人の家を転々としていた。
理由は、家に帰りたくないから。

そうは言っても、
お母さんに心配してもらいたい気持ちは見え見えだった。

だけど、こんなことしても
かなえのお母さんに伝わらないことは
周りからしたら一目瞭然であり、

かなえ本人だけがそれに気づかず
必死に母親に愛を求め
すがりついていた。

家庭環境が複雑なのは
かなえの友達の中では、私くらい。
かなえと本気で向き合いちゃんと未来の話ができるのは
私くらいなのかなという1人よがりな使命感に駆られていた。

そのため、
私はこの日、かなえと話をすることに決めていた。

「かなえは何がしたいんだよ。ずっとこのままなんて無理だってわかってるんだろ?」

「家にいたくない。母親なんか嫌い。」

「お前そんなんただのわがままじゃん。お母さんに買ってもらった服着てお母さんに洗濯してもらった服で、お母さんに作って貰ったご飯食べてなにが家にいたくないだよ。ただの甘ったれじゃん。」

「……たしかにな。」

「こんな居候生活続くわけない。お前の体が壊れる前に終わらせろ。母親と素直に話して気持ちわかってもらおうとするか、母親と縁切って家出ちまえよ。うちの母親はかなえと同じくらいの年で家出て自立してるぞ。」

「……そこまでの力はないよ。学校もあるし」

「じゃあもうやること一択しかないよ。向き合えよ」

「はぁ~。そんなに言うならわかった。じゃあ、みりあ一緒に来て。」
「わかった。大丈夫。私がついてるよ!」


私は、かなえの家まで一緒に行き、

見守ることにした。

しかし、結果は散々だった。

「もうお前なんか嫌いだ。ふざけんな。包丁持ってこい殺してやる」

違う。違うんだ。
かなえが本当に伝えたいのは、
本当の素直な気持ちは、

「甘えたい。もっとかなえを見てほしい。男の方ばかりいっちゃうのは寂しい。」

ただ、それだけなんだ。

なのに、
かなえはそれが素直に伝えられない。
今までの怒りが爆発してしまう。

母親も、自分が傷つくことを怒れて、
「自分は悪くない」ことを主張してしまう。
まるで地獄絵図だ。

私だったらとっくに家族と絶縁して行方をくらましてる。

だけど、
かなえは怖いんだ。

大好きな父をも失ったのに、
母までをも失うことが怖いんだ。

そんな口論を続けているうちに、
かなえの蹴りがかなえの母親の首に炸裂した。

結果、警察が来てしまう事態に発展し、

「もう、あなたは帰りなさい」

と警察に言われてしまい、
渋々帰ることとなった。



かなえは25歳になった。
かなえは
可愛い子どもふたりと、かなえの彼氏と暮らしている。

彼女は未だに母親からの愛を諦めきれない。

彼女の生い立ちを考えると、
辛いものだった。

だけど、
かなえは小学校の頃も中学校の頃も高校時代も
たしかに輝いていた。

彼女は日本一を目指す女だった。
そんな彼女から学んだことが沢山あるし、
一緒に肩を並べて一生一緒に近くで支え合っていきたいと本気で思っていた。
一番尊敬できるヤツだった。

いつからだろう。
かなえは上を目指さなくなった。
自分が輝ける場所にしか身を置かなくなった。

挫折をしたのだ。

上には上がいることを目の当たりにしたかなえは
自分より上の人たちの中では
輝けなかったんだと思う。
上の世界、外の世界を知らないまま、
わがまま自由奔放が許される世界で
自分が輝くことを選んだ。

私は今の彼女を尊敬できない。

外の世界、社会に出てしまった私は
新しい友人にかなえを紹介できない。
今のかなえと深く関わりたくない。

それくらい今のかなえは酷い。
醜い。見ていられない。

今のかなえは私の大嫌いな毒親の権化だ。
自分の非を認められない。
自分が傷つくのを恐れて何かのせい。
わがまま自由奔放周りが見えない。

かなえを変えてしまったものは何だったのか。

与えられなかった親からの愛ではないだろうか。



私はかなえの気持ちが25になってようやく分かりました。

生まれて初めていじめを経験したからです。

私には心のどこかで、
「自分はいじめられない」という自信がありました。

社会的地位が何故か低くなく、

けれども迷惑をかけない程度に手を抜くという悪知恵が働く程度にはかしこさがあるため、

できる人よりも目立つことは無いし、
できない人より下に行くことがなかったから
集団で悪目立ちすることがなかったうえに

絶対に何事にも負けない負けん気と
気の強さを持っているからです。

ところが、

私が慕ってた女の上司からだったから、
私を可愛がってくれてた男の人からだったから、
私はその人たちのこと好きだったから、

まさか母親と同じ歳の人が、
私に嫉妬してくるなんて思ってもおらず
想定外の出来事で、

かなり傷ついてしまいました。

その時、
一生懸命かなえのように
試し行動をして色んなものをぶっ壊しました。

素直な気持ちは
「男の方ばかり見ないで欲しい。私のことも見てほしい。考えてほしい。わかって欲しい」
でした。

だけど、きっと周りは
そんな事してもババアは変わらんし
男の方もババアには逆らえないことを分かってました。

だから、きっと周りから私は
とんでもなくイタい子どものように
映っていたことと思います。

だけど、
私はわかってもらいたくて必死でした。
必死に愛されたくてすがりついていました。

かなえもきっとこんな気持ちだったんだな。

私はENTPの性質で
「向き合えよ甘ったれんな」とか
すぐ正論ストレートかましちゃったけど

かなえは
抱きしめてくれて自分のことを大好きだよって
言ってくれることを望んでたのかな。

かなえの気持ちがわかった今、
もう一度、あの頃の輝いてた
かなえに会いたい。

私は辛かったけどさ、
自分の非を認めて、
親のせいにして腐ったら
親のせいにするのやめて、
腐ったら腐った分だけ
困難と向き合って乗り越えたら、
お前が見たかった外の景色見られたよ。

逃げんなよ。
壁にぶつかってUターンしてんじゃねえよ。
乗り越えてこいよ。
登ってこいよ。
お前の破天荒さで壁なんか壊しちゃえよ。
お前と一緒にこの景色みたかったよ。
一緒に乗り越えたかったよ。

きっと一番に輝きたいかなえにとって
今の日本の社会は生きづらい。

上司より目立つと目をつけられて虐められるからな。
上司は立ててやらないとプライドが傷ついちゃうんだ。

だけど、お前なら乗り越える強さがあるよ
上手く立ち回る力もあるんだよ
そんな上司、影でバカにして笑っちゃおうよ。
私たちはそんな風にはならんって笑い飛ばそうよ。

あぁ、
お前の人生に私がいてやればよかったな。
私に一番影響を与えてくれたのはかなえなのに。
大切なことを教えてくれたのはかなえなのに。
いざという時に救ってやれなかった。

あの時は私のお母さんの彼氏が他の女と結婚して、
お前に勧められた男がヤリモクで
色んなものから逃げようと
自分の価値を見出そうともがいてもがいて
自分も腐ってたからさ。

自分のことでいっぱいいっぱいで
腐ってくかなえを背負えなかった。
私が人生のどん底レベルで辛い時期に、
ヤリモク男に私のおっぱいもめるぞって伝えた
お前を許せなかった。

私と同じくらいきっとかなえも辛かったよな。

ごめんな。

うちらの仲を引き裂いたのも結局は
双方の毒親だったんだな。
お前までそっちに行くなよ。

ごめんな。

今のは全部私のひとりよがりの気持ち。
過去の後悔から私が勝手に押し付けてるかなえの幸せ。

今のかなえにとっての幸せを
かなえのペースで見つけてくれればいいや。

⬆️くーちゃんによるこの記事の解説です✨️

⬆️このお話に出てくる尊敬する選手「やよい」は、「かなえ」です。
かなえの凄さが分かると思います。

いいなと思ったら応援しよう!

七海恋🩵ヤンキーに育てられた教員
応援ありがとうございます✨️いただいたチップは恩送りの活動に使わせていただきます✨️