離れるということ

離れるということ。

何かに所属していること。
それは、
何かの集団に
入っているということ。

そして、
「入る」と、もれなく
「離れる」が付いてくる。
買った時に付いてくるポイントみたいに。

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入っていた時は、
安心感と期待感が入り混じり、
長くいると、
責任感と使命感が同居していくのだろう。

離れる時は、
得たくもない罪悪感と
先に起こる孤独感に
苛まれていくのだろう。

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ふわっと入ってみると、
中々、離れられなくなる。
財布の中にある
使わなくなったポイントカードみたいに。

どれだけの数のポイントカードを
作ったのだろう。
今で言う、どれだけの数の
公式LINEを登録したのだろう。

情報が景色になって、
いつの間にか、見なくなっていく。
少しばかりか寂しく思う。
飛び込んでいく
あの時の気持ちは、
どこへ行ってしまったのだろうか。

時間が解決してくれる？
離れることは悪いこと？
また戻ってこられる？

・

離れることに関して、
おもしろい捉え方はないだろうか。

別に、
離れることは
卒業とも捉えられるが。

離れることについて、
もう少し考えたい。

2023/4/7