にしだゆうと

西田悠人です。 1998年生まれ。滋賀県草津市出身・在住。 週5日働きながら、くさつ古本市を主催、肩書きのいらないお話会を主催、 出店の本屋(あまやどり)をしています。

にしだゆうと

西田悠人です。 1998年生まれ。滋賀県草津市出身・在住。 週5日働きながら、くさつ古本市を主催、肩書きのいらないお話会を主催、 出店の本屋(あまやどり)をしています。

最近の記事

何者ということ

「何者」 会社の新入社員研修で、 色紙に筆で書いていた。 会社に入るということを 嫌がったのだろう。 今もそうだけど、 会社というものが よくわからないから。 ニ年前の僕は、 何者かになりたかったのだろう。 何者かになりたくて、 必死だったのだろう。 終わらないマラソンを 懸命に走っているみたいに。 ・ 何者かになりたくて、 自分を鼓舞し奮い立たせていた。 何もしていない、、 と思ってしまう自分が 嫌がったのだろう。 ・ ・ ・ 「何者かにならなくてもい

    • 時間がないということ

      時間がないということ 「時間がない」 と口にするようになった。 あ、また、言ってしまった。 と心の中でつぶやく。 言いたくもないのに、 口から出てきてしまう。 ポケットから出てくる、 お菓子の包み紙のように。 夜更かししてしまうように。 部屋の隅にあるほこりのように。 今のところ、 おもしろそうな言葉に 言い換えようとしても、 思いつかない。 ・ ・ ・ 「時間が足りない」 と言ってしまう。 考えることがより増えて、 動き出せない。 待てなくて、 うずうず

      • 離れることが怖いということ

        離れることが怖いということ 「離れることが怖い。」 そう思ってしまう。 ーーー 「自分と誰かの距離が遠近になっていく」 と書いた。 自分と誰かの距離は、 ただ近づいたり、 遠かったり、 しているだけかもしれないと。 また、どこかで出会いなおせばいいと。 ーーー でも、、 そうは思うがやっぱり怖いのだろう。 特に、 集団から離れることに怖気づく。 後ろ髪を引かれるみたいに。 何かに追いかけられるみたいに。 「待ってくれ」と言われるみたいに。 ・ ・ ・ だから

        • 酔うということ

          酔うということ 文明の力についていけない。 移動する機械についていけない。 乗り物についていけない。 体が追いつかない。 ・ 小学生の頃は、 エレベーターで酔っていた。 止まるときの、 あの浮遊感で気持ち悪くなる。 動けなくなる。 友達のマンションへ行く時は、 階段で行っていた気がする。 高いところも苦手で怖かった。 下を見れなくて、、ゆっくり登った。 ・ 電車酔いをするから、 近くの大学を選ぶことにした。 新快速の電車なら、酔わないのに 普通電車は、酔って

          あまやどりという本屋(1)

          あまやどりという本屋(1) あまやどり と名乗っておよそ4ヶ月が経った気がする。 屋号(あまやどり)が発信されて。 前の名前は、となり文庫。 ただただ、ある日、違和感を覚えていた。 ー あの場所、あの時間に誰かがいる。 期待、ワクワクを求めて、 誰かが隣にいる社会へ 「独りでも誰かが隣にいる社会へ」 鎧のないあなたであって欲しい。 肩書きに振り回されないで。 ・私たちであること。 ・社会的肩書き・役割に振り回れない。 ・名前を呼んであげて。 ・ ・ と続くメモが残

          あまやどりという本屋(1)

          くさつ古本市 vol.5

          4/30(日) くさつ古本市 vol.5 開催しました。 くさつ古本市に なぜかそこにいた、 関わっていたかもしれない、 行けなかったと思ってる みなさま、ありがとうございました。 1人でもあの場を 楽しめてはいるのですが、 やはり、 来てくださったことが お話できることが 嬉しいと思いました。 100%の雨予報でしたが、 たしか、 開催時は、雨がほぼ止んでいました。 おそらく、てるてる坊主のおかげです。 本を買いに行くんじゃなくて、 人と話しに行くようになってきた気

          くさつ古本市 vol.5

          予約するということ

          「この日はあの店に行こう」 「あの日はこの人と会おう」 と予定を入れる。もしくは、予約する。 予め、約束する。 いつから、 予約するようになったのだろう。 ・ 行こうと思う、 あの日に決めた熱量と、 迎える当日の熱量は、 おそらく違う気がする。 行きたすぎて、 ずっと楽しみなこともある。 ゆっくりと大豆が発酵して、 味噌になるように。 行きたかったけど、 行けるけれど、 だんだんと行きたくなくなる時もある。 夕日が帰っていくように。 行きたくなかったけど、 行け

          予約するということ

          雨読の日 2023/6/22(木)

          雨読の日 【日時】6/22(木)10:00-14:30 雨天決行、晴天中止の予定 *但し、晴れでもよければ、来てください。 【場所】みんなのハナレ     滋賀県草津市草津2-8-5 【定員】4名(途中入場・退出、自由) 【参加費】500円 *お弁当あります(希望者のみ) 【持ち物】自分が読みたい本 【申し込み方法】 InstagramでDMまたは、 最以下のGoogle formで申し込みください。 〜〜〜雨読の日〜〜〜 雨読の日とは、 『雨降り時、 各々が読みたい本

          雨読の日 2023/6/22(木)

          自宅と職場以外であまり話す機会のない人が集まる夜会

          自宅と職場以外で あまり話す機会 のない人が 集まる 夜会 日時 毎週火曜日  20:00-20:30 場所 de愛ひろば -この景色のみえる所- 但し 主催は人見知りです 主催/にしだとさとう ・ ・ ・ 夜会、 2023/5/2で 100回目を迎えました。 「やっと、100回か」という達成感がなく、 「あ、100回ね」という気持ち。 強いて言うなら、 100という数字に驚いている。 100の持つ強さというか、 大きさに。 続けているという感覚より、 続

          自宅と職場以外であまり話す機会のない人が集まる夜会

          どうやら、書くことが好きみたいです

          どうやら、書くことが好きみたいです。 このInstagramに 書き始めてから 三ヶ月が経った。 「あなたの文が好きだ」 「書いてみたらいい。」 と言われたから。 ・ 毎週月曜日の夜に 投稿すると、 決めてしまった。 決めてしまったからと言って、 無理をしているわけじゃない。 押入れの中から、 昔のおもちゃを引っ張り出すように、 自分が考えていたことを ここに出している。 遊んでいたおもちゃで 一人で もう一度、遊んでる。 遊んでると、 また違う遊び方に出会

          どうやら、書くことが好きみたいです

          仕事だから...ということ

          仕事だから...ということ。 「仕事だから、行けない。」 こう思ってしまうことがある。 「仕事だから」と言って、 自分を傷つけて、傷つけられることが 何度も起こってきた気がする。 苛立つし、悔しいし、 なんだか言えない。 ・ 仕事だから。 で襖を閉じるように パシッと終わってしまうこと。 それで、 納得できてしまうほど、 僕の心はうまくできてない。 精密に作られたロボットのように。 何かに抗い続けるのだろうか。 心は誰のものだろうか。 ・ ・ 「仕事だけど、

          仕事だから...ということ

          あまやどりという本屋(0)

          あまやどりという本屋(0) 本屋で出店する際に、 あまやどりという名前で出ている。 いわゆる、 屋号というものだろう。 ・ 本屋のあまやどりなのか、 あまやどりが本屋をしているのか、 定かではない。 本屋のあまやどりと、 一つに定めておけないのだろう。 あまやどりが、 本屋と何かと何かをしている。 と、曖昧でいたいのだろうか。 それは、欲張りでわかりにくい。 かもしれない。 (まずは本屋さんなのだろうか) なにをしているお店なのと、 聞かれると困ることが 起こる

          あまやどりという本屋(0)

          離れるということ

          離れるということ。 何かに所属していること。 それは、 何かの集団に 入っているということ。 そして、 「入る」と、もれなく 「離れる」が付いてくる。 買った時に付いてくるポイントみたいに。 ・ 入っていた時は、 安心感と期待感が入り混じり、 長くいると、 責任感と使命感が同居していくのだろう。 離れる時は、 得たくもない罪悪感と 先に起こる孤独感に 苛まれていくのだろう。 ・ ・ ・ ふわっと入ってみると、 中々、離れられなくなる。 財布の中にある 使わなくな

          離れるということ

          予定を立てるということ

          予定を立てるということ 「あのイベントに行きたかった。。」 と思うことがある。 ニ年前よりは減った気がするが、 僕はそこにいないことに苛立つ。 じっとしていられなくなる。 どこにでもいたいと思ってしまう。 水が沸騰する前みたいに。 おもちゃを買ってもらえない子供ように。 ・ 自分の予定を入れる。 が、違うおもしろそうな予定が 飛び込んでくる。 誰かとの予定が飛び込んでくる。 が、自分の予定が入ってくる。 どっちも行きたいけれど、 どっちしか選べない。 どっちも

          予定を立てるということ

          会話というもの

          会話というもの 「会話はキャッチボール」 そう聞こえることが多い。 たぶん、なんだか違う気がする。 そんなに柔らかいものではない気がする。 ・ 「会話はお互いの投球練習」 それぐらいだろう。 できるだけたくさん投げたい、 お互いが投手(ピッチャー)である。 話したくて仕方がない。 投げるテンポ・フォーム・球種、 ボールの速さ・入るゾーン・曲がり方、 と違う。 お互いに投手なら、 「このフォームはどう?」 「このボールの速さはどうかな?」 とお互いが言い合えばいい

          会話というもの

          誘うということ

          誘うということ 「ご都合よろしければ、来てください。 無理せずに、気を使わずに。」 誘う人と誘われる人 誘えなかった人、誘われなかった人。 誘った人がいるということは、 誘えなかった・誘われなかった人がいる。 誘うということで、 心が苦しくなってしまう。 人数が増えると、 誘うのは、やっぱり苦手。 (一人なら、いい。。たぶん。。) ・ ・ ・ 誘えなかった・誘われなかった人を 仲間はずれにさせているのでは、 ないだろうかと思ってしまうから。 でも、全員誘おうと

          誘うということ