季節を感じる食べ物が好き ~いちご大福をいただく
月並みな話になるが、季節を感じる食べ物を楽しみだ。
今の世の中は栽培技術の進化や輸入品の増加、保存技術の発達などによりだいたいのものが一年中食べられるようになっている。
だが、それでもやっぱりその季節にあった物を食べるのが楽しい。
それはその食べ物が旬だから美味しいというのはもちろんのこと、その季節の訪れを感じて楽しめることもできる。そして、毎年同じ時期にその季節に合ったものを食べると、過去の同じ季節の記憶が蘇る。
「ああ、去年はあそこの店までいちご大福を買いに行ったっなあ。そしてその後○○まで行って・・・」など、だからどうしたという訳でもないのだが、すっかり忘れていた何でもない日常を思い出す。
こういったことは本当にその季節でしか食べられないといった限定度合いが大きいほど思いが強くなると思う。
最近の日本は気温の観点からでは四季がなくて夏と冬しかないように言われているが、食べ物ではちゃんと春も秋も変わらずに存在感を保っているだろう。
今夜はタラの芽の天ぷらにしようかな。