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「蛇崩川緑道」のヤマモモの木と花々

蛇崩川緑道のヤマモモの木が、近所の目印になっているお話です。

ある方と代官山でお打ち合わせした際に、「割とお近くかもしれませんね〜」という話になりその目印が「蛇崩川緑道のヤマモモの木」でした。

「蛇崩川緑道のちょうどいい、かわゆさの木」と表現されていたのが印象的で、世田谷公園までのウォーキングの際によくよく見てみることに!


確かにサイズ感がキュート目線の高さに緑があるのっていいですよね。

まずは、蛇崩川緑道について、上四児童遊園の近くに説明看板がありました。


蛇崩川
・この緑道は蛇崩川の上に作られている(=暗渠)
・源泉は世田谷区弦巻付近を発し中目黒駅付近で目黒川に合流
・かつてはかなりの暴れ川で谷も深かく烏森神社の付近は千尋の谷のようだった(なるほど! 烏森神社からiOの方に行く階段が急なのも頷けますね)
・このあたりの旧地名は「蛇崩」
・昭和48年の暗渠化工事で散歩道に生まれ変わる

佐藤佐太郎
・昭和46年からこの地に住む
・戦後の歌壇を代表する歌人 芸術院会員
・歌詩「歩道」創刊主宰

蛇崩川緑道ができて2023年は50年目なんですね!
私もここが川だったイメージありませんでした。

いつも木々や花々がたくさんあり癒されるなぁ〜という気分ですが確かに谷かも!と思うのは大雨が急に降ると上四児童遊園の自転車用のスロープの下が大きな水たまりができるので、「谷」な部分もあるかもしれませんね。

蛇崩川緑道蛇崩下橋には緊急用土のう設置場所もあるので、その傾斜などの面影はあるのかもしれません。

そのような「蛇崩川緑道」イメージもありますが、個人的にはのどかな散歩コース。

その一端は

中目黒駅よりの「二三橋跡」付近は桜の隠れた名所で、ベンチもあり本を読んだり犬の散歩しつつ立ち話したり、時折「宴?」みたいに集まっている人を見かけたりと中目黒駅に向かう忙しさとは裏腹ののどかな光景に遭遇します。

この道には陽光というやや濃いめの花を咲かせる木がありそれも美しさを放ってました。




本題のヤマモモの木があるのはその次の橋「諏訪山橋」

ここから次の「川端橋」までの区間は右手に八重で三色に咲き分ける希少な花桃「源平桃」があり、この花が咲き始めると近隣の方は写真を撮りたくなる美しさでここには、多くのメジロやあるときはワカケホンセイインコがいて二度見しちゃいました。



ここからの道は花壇を丁寧に手入れされている方も多く、春先の花々も楽しみの一つです。


これらのお花の写真は3月でして、現在咲いているのは!

なんと!サボテン・・・日当たりいいのかな?

合わせてパンジー、ん?ビオラ??


そして「川端橋」
ここには大きな滑り台のある上四児童遊園の階段を上がったところが川端橋」

この次の「寿福橋」までは、右手の花壇が美しい心地よい散歩道です。

昨日、偶然、佐藤佐太郎さんのお話をお聞きする機会に恵まれました。晩年この緑道や周辺を散歩されて多くの歌がこの周辺の景色から生まれたそうです。その目線でいつも見る景色を眺めるとやや違って見える気がして興味深いです。


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