Inbody(体成分分析装置)の各項目の見方について 〜体成分分析編〜
別の記事でInbodyで測定をしたという記事を書きましたので、
Inbodyの各項目の見方について、私の結果と一緒に解説をしていきたいと思います。
まず、測定すると以下のような測定結果が印刷されます。
体成分分析
・体水分量(L)
・タンパク質量(kg)
・ミネラル量(kg)
・体脂肪量(kg)
まず、体水分量について、
体水分量は身体中の水分量を示しており、平均として体重の60%程度が水分と言われています。この水分は血液も含めています。
体脂肪の少ない人(筋肉質なひと)は水分量が多く、体脂肪の多い人は水分量が多い傾向にあります(これは筋肉に多くの水分が含まれているからです)
その日の体調によっても変動があるため、「体重が増えてしまった・・・」と思っても、太ったのではなく、ホルモン等の関係で一時的に体水分量が増えただけというケースもあるようです。
私の場合、筋肉量が比較的多めということで、平均値の範囲内ではありますが、体水分量も高めの値になっています。
続いて、タンパク質量についてですが、
これは主に筋肉量を示しています。タンパク質量の測定は体水分量に影響を受けるため、運動後よりも運動前に測定した方が安定した数値が出ます(その日のトレーニング内容によって結果が左右されにくいです)。
ちなみに、測定直前にプロテインを摂取しても数値は変わりません。
ミネラル量は、主に骨量を測定しています。
日常的に運動習慣のある方は特に気にする必要はありませんが、長期間入院をしていたりした場合にはミネラル量が減少している可能性もあります。
骨量は幼少期から青年期にかけて増加しますので、この時期に運動習慣(水泳を除く)がある人はミネラル量が多い傾向にあります。
私もスポーツばかりやってきたので、骨量も平均値の上限くらいになっています。
体脂肪量については、読んで字のごとく、身体中の体脂肪量になります。
Inbodyのwebサイトに概要の解説動画があったので、こちらも参考にしてください。
測定の際の注意点!
・できるだけ同じ時間帯に測る
・トレーニング前に測る
・できれば着衣の重量も正確に
時間帯については、体脂肪量などは時間帯によって変動があるため、できるだけ同じ時間帯に測った方が、比較が行いやすいです。
トレーニング前に測る理由としては、タンパク質量の項目でも書いていますが、
トレーニングの内容によって体水分量が変わってしまうので、できるだけトレーニング前に測ることをオススメします。
着衣量については100g単位にはなってしまいますが、より正確な数値を出すためにおおよそでも結構ですので、把握しておくと良いと思います。
(100gでも脂肪が余計に多く測定されたら嫌ですよね)
今回はまず体成分分析の項目についての記事を書きました。
他の項目についての記事についても投稿してしていきます!
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