
-第2章③(Part3)-『良いサッカーIQ』と『悪いサッカーIQ』
前回の記事。
前回は『サッカーIQ=戦略的思考』という仮説をもとに、『サッカーIQが高いプレーと低いプレーの違い』について考察してみました。
今回は、「サッカーIQが高いプレーの中にも、『良いサッカーIQと悪いサッカーIQ』があるのではないか?」という視点で考察をしていきます。
というのも、そもそも『サッカーIQ』とは手段なので、どれだけ考える力が高くても使い方を間違えると、本来の目的達成からズレてしまう可能性があると考えています。
例えば、テストで「どうやってカンニングをするか」をすごく考えている人がいた時に、「その頭を勉強に使えばいいのに...笑」と思うようなイメージでしょうか。
ということで、話を進めるにあたって、まずは「戦略と戦術、より大切なのはどっち?」という問いからスタートしていきます!
(今回も文量が多いので、流し読みがおすすめです🙏)
戦略と戦術どちらが
”より”大切なのか?

改めてですが、『戦略』と『戦術』を整理すると以下のようになります。
・戦略が良いとは
▶︎目的を達成するために、正しい方向に資源を集中することができている状態。
・戦術が良いとは
▶︎戦略を実行するための具体的な手段の質が高いこと。
[登山の事例]
目的: 頂上に行く。
良い戦略: 険しいルートではなく、登りやすいルートを選択する。
良い戦術: 履き慣れた動きやすい靴で登る。
大前提として、『戦略』と『戦術』の両方とも大切です。
ただ、「”より”大切なのはどっち?」
と聞かれたら、あなたはなんと答えますか?
ここで1つ問題です。
以下のA〜Dの中で、仕事の結果が良い(目的が達成しやすい)と思う順番に並び替えてみてください!

いかがでしょうか?
実はこの問題で多くの人が答えるパターンがあるそうです。
最も多いのが『A→B→D→C』
次に多いのが『A→D→B→C』
ちなみに僕は、最も多い『A→B→D→C』と答えました。
ただ、実はどちらも正解ではなく、
正しいのは『A→B→C→D』なんだそうです。

これを見て「なんで両方悪いCよりもDの方が最悪なんだ!?」と、僕も最初に思いました。笑
その理由を「大阪のUSJから千葉にあるTDR(東京ディズニーランド)まで行く」という事例で説明していきます。
[大阪のUSJから千葉にあるTDRまで行く]

A:良い戦略+良い戦術(最善)
▶︎良い戦略とはUSJからTDRに「正しい方向」に向かっていることを指します。
そして、良い戦術とは具体的な手段が強いことなので、例えば「飛行機(早く行ける)」や「新幹線(便利で快適)」を使っているイメージ。
この組み合わせであれば、目的地に十分に到着できるので、Aが最善であることに疑う余地がないと思います。
B:良い戦略+悪い戦術(次善)
▶︎Bの場合は、正しい方向に「自転車」や「徒歩」といった弱い手段で向かうイメージ。
ただ、TDR(目的)に近づいたという意味で“次善”といえます。
C:悪い戦略+悪い戦術(まだマシ)
▶︎間違った方向に「自転車」や「徒歩」で向かうイメージ。
Cが「まだマシ」な理由は、途中で気がついた時にリカバリーがしやすいからです。
D:悪い戦略+良い戦術(最悪)
▶︎間違った方向に「飛行機」で向かってしまうイメージ。
Dが最悪だと言われている理由は、気がついた時には目的からかなり離れてしまい、リカバリーすることが困難になってしまう可能性があるからです。
つまり戦略のほうが戦術よりも大事なのです。
戦略の大きなミスは戦術ではリカバリーできないからです。
間違った戦略で戦術的に優れてしまうことは、傷口をより大きくしてしまうことになりかねません。
中には「いやいや、経験上、戦略はまずかったけど、戦術の強さで何とかなったケースはいくらでもある」とおっしゃる人もいるかと思います。
しかしそれは戦術で補って目的達成できる程度の戦略、つまりは良くはないけど特別に悪くもない「OKな戦略」だったということです。
企業にとって「どう戦うか(戦術)」の前に「どこで戦うか(戦略)」を正しく見定めることが何よりも重要…
*これを『サッカーIQ』に置き換えると?
サッカーはチームスポーツで、相手がいたり、プレーが連続することによって複雑さが増すため、上記のように単純な優劣をつけるのは難しいです。
例えば、誰かが間違った方向にプレーしても、味方のカバーや相手のエラーによって、結果的に目的達成に繋がることがあると思います。
また、ターゲット(攻撃時は相手ゴール、守備時は相手ボール)が明確なため、USJの事例のように、目的地と真逆の方向にプレーするような極端な悪い戦略は少ないし、
仮に目的地(ゴール)とは真逆に向かっているバックパスでも、意図があれば効果的に働くこともあります。
#サッカーが複雑すぎる
ただし、戦略と戦術の良し悪しを以下のように整理してみると、おおむねUSJと似たような傾向があると考えました。
・良い戦略:目的(勝利)に対して方向性が適切。
・悪い戦略:手段が目的になっている。
(方向性がズレやすい)
・良い戦術:意図が明確、プレーの質が高い。
(サッカーIQが高い)
・悪い戦術:意図が不明確、プレーの質が低い。
(サッカーIQが低い)
この場合A〜Dは以下のようになると思います。

A: 良い戦略 + 良い戦術=良いサッカーIQ
(最善になることが多い?)
▶︎目的に対して方向性が適切で、意図が明確、プレーの質が高い。
(例)
・『ゴール』から逆算しながら、相手の嫌がるポジショニングを取る。
・相手のディフェンスの弱点を見抜き、そこに正確なタイミングでクロスを上げる。
・『ゴール』から逆算しながら、「いつボールを奪いにいくか」を見極め、ここぞ!という瞬間に強度を上げ、ボールを奪い切る。 など。
Aがチームを勝利に導くプレーになる可能性が1番高い。
B: 良い戦略 + 悪い戦術
(状況によって次善になる?)
▶︎目的に対して方向性が適切だが、意図が不明確、プレーの質が低い。
(例)
・ゴールを奪うためにプレーはしているけど、最後のクロスのタイミングや質が低い。
➡︎ただ、相手の処理ミスなので、結果的にゴールに繋がることなども起こりうる。
・守備の対応の時に、相手の方が自分よりも足が速い(自分が戦術で負けている)ので、割り切って無理に勝負を挑まず、遅らせる守備をする。
➡︎状況判断がよく、及第点のプレーができる。
など。
*[例外]意図的に『ボールを失う』という手段(戦術)

『ボールを失うこと』は『悪い戦術』の1つと言えるかもしれませんが、
サッカーはプレーが連続しているので、方向性だけ間違えなければ、意図的にボールを失うことも効果的な手段になることがあります。
片 野 ― クロップはドルトムント時代に「我われのゲームメイカーはゲーゲンプレッシングだ」と言っていましたよね。
実際当時は、フンメルスからのロングフィードでわざわざ敵陣でボールロストする状況を作って、意図的にゲーゲンプレッシングを発動することまでやっていたのを覚えています。
C: 悪い戦略 + 悪い戦術
(まだマシになるし、最悪にもなる?)
▶︎手段が目的化していて、意図が不明確、プレーの質も低い。
(例)
・なんとなくボールを受けにいき、相手に簡単にボールを奪われる。
・何も考えずに、相手の強みが発揮される場所で勝負をし、1対1で負ける。
など
Cの場合は、明らかに上手くいっていないことが目に見えて分かります。
そのため、「何か変えないとダメだ」という意識を持ちやすく、違う戦い方を模索したり、選手交代をしたりと、リカバリーがしやすいとも言え、
90分間全体で通してみるとプラスに働く可能性があります。
とはいえ、攻守に渡って1番大事な最後の局面での『悪い戦略+悪い戦術』は致命的なエラーになり、最悪になる可能性もあります。
D: 悪い戦略 + 良い戦術=悪いサッカーIQ
(最悪になるし、プラスになることもある?)
▶︎手段が目的化しているが、意図が明確、プレーの質が高い。
・たくさんボールを触り、ミスも少ない。
➡︎だけど、『ボールを受けること』が目的になっている場合は、実際は不必要な場所でパスを受けていたり、バックパスが多く、目的に対してさほど効果的ではないことがある。
・自陣のビルドアップで数的優位を作る
➡︎だけど、『数的優位を作ること』が目的になっている場合は、「ボール周辺に人がたくさんいて、ボールは回っているけど、肝心のゴール前に人がいない」みたいなことが起こる。その分、スピードと走力でカバーしなくてはいけない。
・スプリントをしてボールを奪いにいく。
➡︎だけど、そもそも無理にボールを奪いにいかなくてもいい状況なのに、『ボールを奪うこと』が目的になってしまうと、強度は高いけど逆にチームに大穴を開けてしまう、みたいなことが起こる。
など。
Dの難しいところは、間違った方向性に考えているのに、戦術の質が高いことによって、局面だけを切り取るとうまくいっている感がでやすいことです。
そのため、本当は何かを変えた方がいい状況なのにそれに気付けなかったり、いざ変えようと思っても『変えてうまくいかなった時のリスク』を恐れて動きづらくなることがあります。
そして、気づいたときには『時すでに遅し』という状況もある?
とはいえ、「不必要な場所でボールを受けたけど、うまく相手を引きつけたことによって、結果的にゴールを奪う起点になった。」
みたいなこともありえるので、サッカーの場合は一概に『悪い戦略+良い戦術』が最悪とは言えないと思います。
しかしながら、そもそも方向性がズレていなければ、もっと目的達成の確率を高めることはできるはずです。
*日本人選手はD(悪い戦略 + 良い戦術)が多い?
よく日本人選手は「技術はあるけど、サッカーが下手」と言われる印象がありますが、これはまさに『悪い戦略+良い戦術』の典型例だと思います。

そして、これは『サッカーIQ』も同様だと考えています。
今では小学生であっても「今のプレーはどういう意図があったの?」と聞くと、「今のは相手が〇〇だったから、この選択をしました!」という返答が当たり前にように返ってきます。
しかし、「たしかにしっかり考えているけど、それって目的を基準にすると考える方向性がズレていない?」と感じることも多いのも事実です。
*『良いサッカーIQ』と『悪いサッカーIQ』を分ける2つの視点。
最後に、僕も含めて日本人選手がよくやりがちな良いサッカーIQと悪いサッカーIQを分ける要因を、2つピックアップして整理してみました。
①局所的な目的(手段)を基準に考える事が多い。
第2章①でサッカーのゲームにおける目的(達成したいこと)を3層構造に分けて整理してみました。

ここで重要なのは、大局的な視点から逆算することです。
なぜなら、大局的な目的を認識せずにプレーすると、手段が目的化し、本来の目的を見失いやすくなるからです。
(例えば、『ゴールを決めること』は限りなく目的に近いですが、あくまでも手段です。
これを忘れると「勝っているのに無理に攻め急いで、かえって自分たちを苦しめる」ことが起こりやすくなります。)
しかし、日本人選手は下記の図のように、大局的・中間的な視点が薄れ、局所的な視点に集中してプレーする傾向が多いように感じます。

例えば、『ボールを受ける』という事例で整理すると、、、

悪いサッカーIQの場合、「たしかに工夫してうまくボールは受けれているけど、そもそもゴールから逆算すると、そこでボールを受ける必要あるんだっけ?」と疑問に思う場面がよくあります。
これは手段が目的化している典型です。
*『個人戦術』という情報の拡大が、手段の目的化を助長させている?
最近、『個人戦術』という言葉をよく耳にするようになりました。
この概念は、上記の図のオレンジ色で囲った局所的なレベルの『目的➡︎戦略➡︎戦術』の総称に当たるものだと考えています。
例えば、以下の『ボールを奪う技術/個人戦術守備』という動画で整理すると、
ボールを奪う技術/個人戦術守備
— NOUS FOOTBALL (@nousfootball) May 24, 2024
アプローチのかける原則の中の一つ
◉状態が悪い選手(見えていない、体の向きが悪い)へBLIND ZONEから寄せる
◉コントロールした瞬間に奪う#守備個人戦術 #知性でボールを奪う
pic.twitter.com/W8tN5g3u66
目的:達成したいこと(のために)
戦略:いつ・どこで・誰が・何を
戦術:どのようにするか
⬇︎⬇︎⬇︎
目的:相手からボールを奪うために、
戦略(原則):1.状態が悪い選手(見えていない、体の向きが悪い)へBLIND ZONE(死角)から寄せる。 2.コントロールした瞬間に奪う。
戦術:(この状況だと、)左斜め後ろの死角からアプローチをスタートさせ、右足でトラップした瞬間にボール奪取を狙う。
このように整理してみると、個人戦術よりも『個人戦略』という言葉の方がしっくりくる感覚がありますが、それはされおき。
*良い面と課題
最近ではこのような情報がたくさん発信されていることで、選手一人一人の考える力、プレーの質が格段に向上しているように思います。
しかしながら、第2章②で『日本人は手段が目的化しやすい』ことを整理しましたが、ここでも同様に『個人戦術』を実行することが目的になってしまうケースが多いように感じます。
戦略は目的達成のために存在するので、目的が変われば全ての戦略は(戦術も当然)変わってきます。
『良いサッカーIQ』は、適切な目的(大局的視点)を設定し、そこから戦略と戦術を導きます。
一方で、『悪いサッカーIQ』では、局所的な目的に偏り、どれだけプレーの質が高くても勝利につながりづらい可能性を高めてしまいます。
②WHOの曖昧さ
もう一つが『WHOの曖昧さ』です。
戦略は「いつ・どこで・誰が・何をするか(あるいは、何をしないか)」を見極めることですが、
日本人選手には、『WHO』を『自分』の視点だけで考える傾向があり、これが『悪いサッカーIQ』の要因になっている場合があります。
例えば、『ボールを受ける』を事例に整理すると以下のようなイメージです。

もちろん、主語が『自分』になること自体は悪くないです。
しかし問題なのは、味方や相手のことを全く考えずに自分本位で行動をすることが多いと、
気づかないうちに味方の選択肢やスペースといった資源を減らしたり、逆に相手の資源を増やすことで、目的達成の確率を下げている可能性があることです。
一方、WHOを「ボール保持者」や「味方」の視点にも合わせられる選手とプレーすると、よく目が合います。
そのためアイコンタクトだけで、「自分にパスが入ったら次に縦パスをつけるよ。逆にお前にパスが入ったらサポートするね」みたいに感覚で、
自然に(ボール保持者・自分・別の味方の)三角形ができ、コンビネーションプレーが生まれやすくなります。
*『回遊魚』と呼ばれた実体験

ちなみに、僕自身がテゲバジャーロ宮崎でプレーしていた時の、当時の監督であった髙﨑康嗣さんから「お前は回遊魚か」と言われた事を今でも覚えています。笑
その当時は、いつ自分にパスが来てもゴールに繋がるプレーができるように、常に考えてプレーしていたので、最初は言っていることがピンと来ていませんでした。
しかし、今思うとWHOの視点が抜けていたことに気づきました。
つまり、目的から逆算してプレーはしているもの、常に『”自分が”ボールに関わってプレーをすること』を前提に考えていたことを指摘されていたと解釈しています。
そのため、気づかぬうちに必要以上に動きすぎていたことで、味方が使った方がいいスペースやパスコースを潰していたのだと思います。
WHOが曖昧だと、たとえ『目的➡︎戦略➡︎戦術』の流れに沿っていたとしても方向性がズレることがあるわけですね。
*そもそも日本人は主語が『自分』になりやすい
最後に、『サッカーいい選手の考え方』という本の中で紹介されていた
「そもそも日本人は、日本語の影響で主語が『自分』になりやすい」という話がめちゃくちゃ面白いので、
そちらを勝手に共有させていただいて、この記事を終わりにしたいと思います。
例えば「先生に怒られた」という文を、英語に訳すと「The teacher got angry me」となります。
日本語では「(私が)先生に怒られた」ですが、英語では「先生が私を怒った」となっており、主語が変わっていることがわかります。
日本語では「私」目線で話されることが多いのに対して、英語では動作の発生源が主語になるため、「The teacher(先生)」が主語になります。

この違いが、人にどのような影響を与えるのか? (中略)
ひとつ確かなことは、『視座』が違うことです。
視座とは、物事をどこから見るか、という意味。
コップを上から見るか横から見るか、経営を経営者の立場から見るか社員の立場から見るか、といったところです。
「先生が私を怒った」というふうに、主語が動作の発生源になる英語は、自分以外の主語が主体になった時に、自分以外の視座が設定されます。
「The teacher got angry me」なら、第三者的な視座から自分と先生を見ているようなイメージです。
それに対して、「(私が)先生に怒られた」というふうに、自分が主語になりがちな日本語は、視座が自分になっていることが多いです。

言語はあくまで「違い」であり、「差」ではありません。いい/悪いでもありません。
しかし、私は英語をはじめとした諸外国語の話者の方が、サッカーをプレーしたり伝えたりするのに向いている可能性があると考えています。
そもそも第三者の視座で話す仕組みになっている諸外国語は客観的事実を共有しやすいため、自分以外の選手がどんな景色を見ているかを想像しやすく、ピッチ全体の状況を把握しながらプレーを選択できる傾向があるからです。
一方で、日本語は主観的な言語なので、サッカーのピッチ上でも自分の視座で見た景色で判断しがちです。そうなると、別の選手からの視座や、ピッチ全体の状況を把握できずにプレーすることになります。

上記の話を踏まえても、WHOを明確にできる選手ほど、目的達成に繋がる効果的なプレーがしやすくなるはずです。
例えば『ボールを受ける』にしても、
・「自分が受けるか?」
・「味方に任せるか?」
・「そもそも、誰も受けずにボール保持者に運ばせるか?」
と考えたり、
「ボール保持者は自分ではなくAにパスを出そうとしているから、自分はAからボールを受けるために、次の準備をしよう!!」
といったように、周囲の選手の視座を認識しながら、スムーズなプレーも可能になると思います。
(試合を見ていて「この選手がいると、チームがうまく回るんだよな!」と感じる選手は、だいたいこのような選手です。)
ということで、『WHOが明確さ』が『良いサッカーIQ』に繋がるという話でした!
*まとめ
ということで、13歳が絶対に読めない論文のような記事でした!!
今回の内容を簡単にまとめると以下になります!

改めてですが、あくまでも『良いサッカーIQ』は勝利の必勝法ではなく、目的達成の確率を少しでも高める可能性のある手段です。
ただ、チームを勝たせられる選手ほど『良いサッカーIQ』を発揮していることが多いと思っているので、自分もこれらを意識して取り組んでいきたいと思います🔥
-次回予告-
次回から第3章に突入します!テーマは『具体的なサッカーIQの高め方』です。
これまで「サッカーIQ=戦略的思考」という仮説で進めてきましたが、もしこれが正しいなら、「一定の条件さえ揃えば、誰でもこの流れでプレーすればサッカーIQを高められる」というフレームワーク(型)を作れるのではないかと考えています。
特に、自分のプレーを振り返る時に大活躍します!
さて、どうなるかお楽しみに!