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選手移籍に伴う「3つの育成金」(TC/Solidarity/トレーニング補償金)
選手が所属クラブとの契約期間内に他クラブへ移籍した場合、所属元クラブは「移籍補償金」(俗にいう「移籍金」)という形で経済的なメリットを得ることができます。移籍補償金は「補償金」という名の通り、所属元クラブが移籍選手の後釜を、手間をかけて、場合によっては別途移籍金をかけて獲得しなければならないため、その費用に充てられる所属元クラブにとっては大変貴重な財源となります。
ただし、移籍補償金を得られるのは直近の所属元クラブのみ。これでは選手を「原石」の時代から手塩に掛けて育てた過去の育成クラブは報われません。そのため、FIFAやJFAは、過去の育成クラブに対しても、きちんと報奨金が回るような制度を設けています。それが各種育成金制度です。
日本のサッカー界において把握しておくべき育成金は、大きく下記3つとなります。①②はFIFAが定める国際制度であり、③は①を日本版にローカライズしたJFA規定の国内制度です。
①Training Compensation (トレーニングコンペンセーション、TC)
②Solidarity Contribution (Solidarity、連帯貢献金)
③トレーニング補償金 (日本版TC)
各制度の詳細と具体例を下記のリンクにそれぞれまとめております。リンクをご一読いただき、育成金制度をより詳しく理解いただければと思います。
Training Compensation(トレーニングコンペンセーション)とは?
Solidarity Contribution(連帯貢献金)とは?
トレーニング補償金とは?