「アメリカーノの難しさ」
#コーヒー を飲むときに #エスプレッソ や #アメリカーノ を選ぶ機会はどのくらいあるでしょうか?
私はエスプレッソはかなりの頻度で頼みますが、アメリカーノをオーダーすることが少ないなとふと思いました。
それはバリスタとして、アメリカーノが嫌いというわけではなく、アメリカーノを作るのが難しいからです。
難しい理由は、二つ。
①エスプレッソが適正か
②お湯の量、割合は適正か
という二つの問題です。
①そう考えるとそもそもエスプレッソが難しいなと思うのですが。
バリスタを勉強し始めたころは、なにもわかっておらず、エスプレッソは抽出できればオーケーと思ってました。そんなはずないんですが、当時はそれでおいしいと思っていたんですね。競技会に出始めて、大きな間違いだと気づいたんですが。
エスプレッソを適正に抽出することがまずは出発点です。そして、もしアメリカーノにするから、適正から少しずらして抽出するということも考えられます。
②お湯の量は、カップに左右されることが多いです。
どのくらいの量のエスプレッソに何度のお湯をどのくらい注ぐのか。カップが大きいから、お湯の量を多くしようというのは、原価の面や見栄えの面では正しいですが、味わいの部分では間違っていることが多いです。(濃度や味わいのバランスが良ければ問題ありません。)
そして、お湯を注ぐことで、コーヒーのpHが、中性よりに戻ることが考えられるので、浅煎りでも酸味が少し抑えられる気もします。深煎りであれば苦味を抑えられるかもしれません。
2枚目の写真は昨年カナダのトロントにある @hotblack_coffee さんで飲んだアメリカーノ。本当においしかったのを今でも覚えています。
コスタリカの豆で(いつもエスプレッソやアメリカーノでおいしいと思うことが多いのはコスタリカ、、なぜかはわからないですが)、フルーティーでバランスよく滑らか、冷めてくるとフローラルな印象でした。
まずはエスプレッソを調整し、濃度感を考えながら、お湯の量を調整し、レシピ作成するといいかもしれません。
是非味わいを考えながら調整してみてください!
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