暗いところで綺麗な写真をとるには?
みなさんこんばんは。自宅で激辛カップ麺を食べて口中が痛い中山です。
今日は暗いところでの撮影について。
暗いところでの撮影でのマストアイテムといえば三脚です。
三脚はフットワークを要しない撮影現場(物撮りや建築写真など)だったり、映像制作にも欠かせないものです。僕はいついかなる時にも対応できるように、職場に1つ、家の中に1つ、自分の車には2つ置いています。
なんなら一家に一台置いておくのをお勧めします。
と三脚の話は置いといて、先日西都市にある正春酒造さんに取材撮影をしてきました。
正春酒造といえば名焼酎「正春」や「逢初」があります。特に逢初は初めて飲んだ時これほどまでに飲みやすい芋焼酎があるなんて!とびっくりしたのを覚えています。とてもすっきりとした飲み口で、焼酎嫌いな人でもこれなら飲めるのではないかと思っています。本当に美味しいです。
そんな正春酒造さんでは工場内を撮影させていただきました。工場内は電気があるとは言えど、さすがに暗いので、もし手持ちで写真を撮ろうと思ったらISO感度(ISO感度とはレンズから入ってきた光を、カメラ内でどのくらい増幅させるかの指標になります。)をバリバリ上げてシャッタースピードを稼いで撮影するしかありません。しかしISOを上げすぎるとノイズ(写真のざらつきのこと)が目立つ写真になるので、カメラのスペックにもよりますがあまりおすすめはできません。
こういうときこそ、そうです、三脚の登場です。三脚があれば、シャッタースピードを10秒とか30秒とかにしてもブレる写真になることはないので、こういう室内全体にピントを合わせたいかつ暗いところでは三脚はマストアイテムになります。
これはデジタルカメラの話だけでなく、スマホカメラでも同じことが言えます。暗いところで写真を撮るとブレますよね?その理由は、レンズが頑張って光を集めるために目一杯シャッタースピードを長くしようとしていて、その間に手振れ&被写体ブレを起こすからです。気になる人はググってみてください。こちら参考までに。
それでは先日撮った焼酎が作られる工場内の写真を見ていきましょう。
いつもよりも若干彩度を落としてマット感を出してみました。レタッチ(写真編集)はいくらやっても奥が深い&正解が無いから面白い。レタッチはすぐにイメージにハマるものもあれば、納得がいかずに一週間近くかかってしまうこともあります。もっと引き出しを作らねば。
まとめます。
暗いところで綺麗な写真を撮るには
・とにかく写真がブレないように三脚などで固定して撮る
・シャッターを押す時からすでにブレたりするのでリモートでシャッターを切る(スマートウォッチなどを使って)orタイマー設定を利用する
まずはこれら2点を抑えてみてくださいね。
今回のお仕事についてはまた後日発表できるようになりましたらお伝えします。
正春酒造さんのお酒はこちらから購入できますので是非!
それでは良い週末をお過ごしください。
おまけ。
正春酒造のお酒と杜氏の横田さんのテイスティングシーン。
めちゃくちゃかっこいい。