Leica M型について
今回の記事は、なぜLeica M11を使用しているのかを説明したいなと思っています。
所有しているカメラ
まず、Leicaについて語る前にどういうカメラを辿ってLeica M11に辿り着いたのかを伝えたいと思う。
一番最初は、Olympus OM-D E-M10 MarkⅡという非常に持ち運びしやすいカメラを使用していました。
このカメラだったから、おかげでカメラの世界に入り込めたかもしれないです。
その後は、Sony α7-ⅱ、α7-ⅲ、α7-ⅳとガッツリSONYユーザのカメラマンとして活動しており、今でもα7-ⅳを使用しております。それ以外ではフィルムカメラのContax G2やコンデジのGR3x、Fovenセンサー搭載のdp3を所有しています。
Leicaに出会う前
実は、もともとLeicaに対しては憧れではなくアンチとしての感情を持っておりました。撮るだけしか機能しかないのに本体だけで100万近くするカメラなんて価値があるのかと思っておりました。ちなみにLeica持っている友人にSonyの方がいい写真撮れているやろとケンカを売っていたりしました・・・
今考えるとすごく恥ずかしいですね・・・
ただ、ある日一回も所有した経験もないのにアンチとしての感情を抱えているのは流石におかしいだろと気づきました。
気づいてからは、Leicaの歴史などを調べて、なぜLeicaはこんなにも評価されているのかを調べていました。分かったこととしては、Leicaの中でもM型シリーズ、SLシリーズ、Qシリーズというものがあることと、Leicaの歴史でも特に評価されているのは、フィルムの時代に生産されていたM型らしい。
Leicaとの出会い
購入するならLeicaの中でも評価の高いモデルM型シリーズしようと考えていました。QシリーズやSLシリーズも気になっていたのですが、正直この二つは所有していたSonyのカメラとそこまで大きな違いはないなと思っていました。(今でも正直そう思っています・・・笑)
M型の中でも、せめて今の最新モデル(M11)を購入しようと思っていたのですが、購入しようと思っていた日が2年前の2022年の12月で、ちょうどその年の1月に出たばかりのモデルで大半の購入客が納入待ちという状態でした。
そうは簡単に購入できないよなぁと思いつつ年末の実家帰省の際に、新宿の北村店になんか良いのないかなぁと訪問していました。
そしたら、なんと!たまたま何故か一台だけ納入されているのはないか!
これは運命の出会いでしかない!買うしかないと気づいたら購入していました。笑
今でも、100万越えの製品を抱え込んでいるよ・・・と震えながら持って帰ったのを覚えています。
勢いって大事だなぁ・・・
購入した店舗は、下記リンクに貼りますので、ぜひ訪問してみてください。
すごくおしゃれで、いろんなカメラがあるのでおすすめの店舗の一つです。
Leica M型の世界にハマるまで
そうして、無事ライカを購入したわけですが・・・
その後は順調にハマったかというとそうわけではないです。
最初に使ってみた感想
なんだこれ・・・、めっっっちゃ使いにくい!!!!
メモリーカードがなんか読み込めない!
他の微妙な不具合がある!
え、100万以上するのにこんなものなの・・・
でした笑
正直、すぐに売ろうかなと思っていました。
けど、ちょうどその時期に私の好きなカメラマンでLeicaを使用している方が、展示がやられていたので、直接Leicaのことを尋ねました。
そこでこのようなコメントをいただきました。
『一旦、3ヶ月は使い続けてみなよ。そうすれば、良さがわかるよ』
このようなコメントをいただいたので、一旦3ヶ月は大好きなSonyのカメラは封印して、Leicaだけ使い続けてみました。
そしたら、まぁびっくりLeicaの世界にどっぷりとハマってしまいました。
ちなみにコメントをいただいたカメラマンさんは、コハラタケルさんという方です。この方の撮られる写真の色味や世界観が本当に良すぎるので、ご存知ではない方はぜひ下記Xから覗いてみてください。
なぜLeica M型にハマったのか
自分でもびっくりするぐらいLeica M型にハマったのですが、改めてこのカメラにハマった理由を考えてみた。
その結果下記2点が大きな理由だと考えています。
レンジファインダーや距離計による撮影体験
持ち出しやすいサイズ
(見た目が可愛い)
(撮って出しの色味)
2点と言いつつ、実質4点挙げさせていただきましたが、特に1番の理由が最もハマった理由になります。
M11に出会って3ヶ月体験する前は、カメラに求めるのは素早いAF機能、1枚撮るという行為が早く完了するということでした。
けど、M11に出会ってからは自分はこの撮影するという行為をじっくりと味わうことがあっていることに気がつきました。
レンジファインダーで覗きながら、ゆっくりと焦点を合わせるという行為がものすごく楽しいと感じられたことには正直結構自分でもびっくりしています。
自分はせっかちな性格なので、こういう行為は合わないだろうなと思っていたので・・・
やっぱり何事も体験ですね。
2と3に関してですが、"趣味"として撮影し続けることに重要な要素だと思っています。どんなに良いカメラを持っていても持ち運ばなくなったら、趣味として続けられないですよね?
自分は、ガッツリとしたカメラよりも小さくてついつい持ち運びたくなるようなカメラの方が良いなと思っていたので、 ちょうどこの条件にあっていました。
あと、4に関してですが、Sonyのカメラでも十分撮って出しの色味がいいのですが、Leicaの撮って出しの色味が私の好みにマッチしていました。
(Sonyの方でもなんとか設計で再現できないかやってみたですが、できなかったです😭)
最後に
ここまで、なぜLeicaを所有するようになったのかを説明させていただきました。
このLeica M11に出会ったおかげで、カメラに対する考えや撮影スタイルが変わったので、本当に出会ってよかったカメラだと思っています。
ただ、正直なところ、カメラとしての性能はLeicaよりもSony, Cannon, Nikonなど日本メーカーのカメラの方がいいと思っています。仕事としてのカメラとしてLeica M型を使用している人がいたら、え、なんでそれ使っているんですかと聞きます。
たまたま、自分はあっていたのでどっぷりとハマりましたが、野鳥など野生の動物を撮りたい方やレースの車を撮りたい方は、あわないし私以上に何このクソゴミカメラは!となる可能性が高いなと思います。笑
ただ、撮影する体験や持ち運びやすさを重視する方にはすごく相性のいいカメラですので、気になっている方はぜひ手に取ってみてください。