Vol.10 モノローグを捉える意味
このnoteは、シェアド・リーダーシップのトレーニング・コース共同開発パートナーである有限会社システムアンドコントロール社(SM&C)の野村代表と、SNSにて、シェアド・リーダーシップに関して、普段着の会話をしている内容の続きです。
なお、最上雄太Ph.D.と野村さんのプロフィールは、共同公開中イベント「変化を導くリーダーシップ開発」を参照ください。
第10回目の往復書簡は、前回の内容(Vol.9 ダイアローグによる共鳴の世界)の続きです。いよいよ、最上の反撃(笑)開始です。
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(以下最上)
野村さんは、私の説明を、野村さんの経験に基づく実践者としての言葉に置き換えてくださいました。「ややこしいこと」という言葉は、ややムカっときますが(笑)。
理論は持論に落とし込んでこそ意味(価値)を持つと考えますので、むしろ、喜ばしいことと歓迎したいと思います。
なお、私達が企画している、理論を持論を落とし込むリーダー向けのスペシャルなトレーニングについては、この後、野村さんから、往復書簡を見ている皆さんに向けて、ご案内があると思います。
さてさて、野村さんから、さまざまな主張がありましたが、私が一番注目したいことは「良い状態を理解するには、悪い状態を理解する必要がある」ということです。
つまり、シェアド・リーダーシップという状態を理解(認識)するためには、そうでない状態、シェアド・リーダーシップの成立を拒む「モノローグ」の状態を理解(認識)する必要があるということです。
これは、最近、野村さんとリアルに(といってもzoomですが)ダイアローグした時にお話したことですね。
野村さんから、「モノローグ」の定義を改めて教えて欲しいと尋ねられました。私は「自己の意思を抑制し、他者と積極的に交流せず、問題を他人事として捉える、個人と組織の関係」と応えました。
参考までに、博士論文の中で整理した「モノローグ」の特徴を示しておきます。
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この後も、最上の返信が続きます。次回をお楽しみに!
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シェアド・リーダーシップについては、こちら↓↓↓をご覧ください。
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