最上雄太 Ph.D. シェアド・リーダーシップ研究

はじめまして、最上雄太です。最上雄太 博士(経営情報学)、シェアド・リーダーシップ/リーダーシップ論を専門領域としています。noteでは、私の研究に関わる記事を、一般の方でもわかりやすい言葉で書いていきます。よろしくお願いします。

最上雄太 Ph.D. シェアド・リーダーシップ研究

はじめまして、最上雄太です。最上雄太 博士(経営情報学)、シェアド・リーダーシップ/リーダーシップ論を専門領域としています。noteでは、私の研究に関わる記事を、一般の方でもわかりやすい言葉で書いていきます。よろしくお願いします。

最近の記事

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なぜ、部下は戦意喪失するのか。「心理的安全性」を損なわせるリーダーのNG行動5選

今回のテーマは、『なぜ、部下は戦意喪失するのか。「心理的安全性」を損なわせるリーダーのNG行動5選』です。 「心理的安全性」を高める以前に、「心理的安全性」を奪わないことの方が先(先決)ではないでしょうか。 じゃあ、どうすればよいのか。今回の動画ではリーダーが「やってはなぬ」の観点から5つNG行動を紹介しています。 部下が主体的に動く「心理的安全性」の高い職場となるかどうかは、リーダーの言動次第!5つのNG行動をわかりやすく解説します、

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      リーダー必携!「5つの力」とは? 磨けばチームがみるみる伸びる #4

      ライオン動画最新作!自己と他者への理解を深めるのに必要な力とは?チームをグングン成長させる「ビッグ5」をわかりやすく解説しています。

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        部下の信頼を得る!7つのサーバントアプローチ #3

        リーダーシップを変革し、強いチームを作る秘訣とは?部下の信頼を得るための7つのサーバントリーダーシップの実践法をライオン博士が解説5分でわかる!ライオン博士の第三回講義開講です! この動画は、社会人向けリーダーシップ教育のスペシャリスト株式会社IDEASS(イデアス)最上雄太が監修しています。 今回のYoutube動画と連動するコラム『サーバントリーダーシップってなに?』はこちら →https://www.ideass.jp/column/column03/

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          【5分でわかる!】アニメ#2|新たな時代のリーダー像「シェアド・リーダーシップってなに?」ライオン博士がわかりやすく解説

          メンバーの自主性や創発性が育ちチーム力も高まる新しいリーダーのあり方とは? チームのパフォーマンス向上などの観点から、「シェアド・リーダーシップ」が注目されています。5分でわかる!ライオン博士の第二回講義開講です! この動画は、社会人向けリーダーシップ教育のスペシャリスト株式会社IDEASS(イデアス)最上雄太が監修しています。 今回のYoutube動画と連動するコラム『シェアド・リーダーシップってなに?』はこちら →https://www.ideass.jp/column/column02/

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          【5分でわかる!】アニメ|リーダーが備えるべき感情的な知性「EQってなに」ライオン博士がわかりやすく解説

          EQリーダーシップに関するアニメ動画を作ってみました。5分内の短い動画です。リーダーシップの最新テーマをライオン博士がプレゼンします。 今後シェアド・リーダーシップに関する動画も配信していきます。 このチャンネルでは、リーダーシップとは何か、どうすればリーダーシップが身につくのかに興味がある全てのビジネス・パーソンに向けた動画を配信します。 ご一読いただき、よろしければチャンネル登録をお願いします!

          【5分でわかる!】アニメ|リーダーが備えるべき感情的な知性「EQってなに」ライオン博士がわかりやすく解説

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          シェアド・リーダーシップ開発の実際—  「顧客に聞く」(2)

          インタビュー記事テキストの公開『シェアド・リーダーシップ入門』の発行元である国際文献社より、発行記念のインタビューを行いました。以下で紹介する記事PDFは、国際文献社のWebサイトで全文公開されています。国際文献社の公開ページはこちら 国際文献社の許可を得て、記事テキストを紹介いたします。  このインタビューは前半と後半に分かれています。前半(前回の記事)では長尾社長および塾生であり塾長を務める松井崇之常務取締役に、後半(今回の記事)では「経営塾」の立ち上げに携わり塾の世話

          シェアド・リーダーシップ開発の実際—  「顧客に聞く」(2)

          シェアド・リーダーシップ開発の実際—  「顧客に聞く」(1)

          インタビュー記事テキストの公開『シェアド・リーダーシップ入門』の発行元である国際文献社より、発行記念のインタビューを行いました。以下で紹介する記事PDFは、国際文献社のWebサイトで全文公開されています。国際文献社の公開ページはこちら 国際文献社の許可を得て、記事テキストを紹介いたします。今回はVol.2の前半部分です。 シェアド・リーダーシップ開発に取り組む企業である株式会社コンピュータシステム研究所(以下CST社)に、お邪魔しお話を伺いました。CST社は、代表取締役社長

          シェアド・リーダーシップ開発の実際—  「顧客に聞く」(1)

          シェアド・リーダーシップ開発の実際—  「著者に聞く」(2)

          インタビュー記事テキストの公開『シェアド・リーダーシップ入門』の発行元である国際文献社より、発行記念のインタビューをうけました。以下で紹介する記事PDFは、国際文献社のWebサイトで全文公開されています。国際文献社の公開ページはこちら 国際文献社の許可を得て、記事テキストを紹介いたします。今回はVol.1の後半部分です。 シェアド・リーダーシップの開発とは――ここから、話題を変え、シェアド・リーダーシップの開発に関連した内容をうかがいます。シェアド・リーダーシップの開発をす

          シェアド・リーダーシップ開発の実際—  「著者に聞く」(2)

          統制型から対話型へ—「著者に聞く」(1)

          インタビュー記事テキストの公開『シェアド・リーダーシップ入門』の発行元である国際文献社より、発行記念のインタビューをうけました。以下で紹介する記事PDFは、国際文献社のWebサイトで全文公開されています。国際文献社の公開ページはこちら 国際文献社の許可を得て、記事テキストを紹介いたします。今回はVol.1の前半部分です。 シェアド・リーダーシップとは2023年7月に国際文献社から上梓された最上氏に、シェアド・リーダーシップとは何か、この本の注目してほしいポイントなどをうかが

          統制型から対話型へ—「著者に聞く」(1)

          博士は教授にあらず

          「博士ってことは、教授なんでしょ?」今回のnoteは、とりとめないことを書きます。 先日知人と久々に会った際の出来事。私が博士号を取得したことについて、友人は開口一番、「博士ってことは、教授なんでしょ?」と言いました。「いやいや、教授ではない」と私が答えると、友人は「でも、どこか大学で教えてるんでしょ?」と言いました。 博士=教授という友人の理解は、欧米ではまっとうです。しかし、日本においては、両者はイコールであるとは言えせん。私は「教授」ではありません。ニュースウィーク

          【解説動画】『シェアド・リーダーシップ入門』国際文献社・最上雄太著で、どんな学びが得られるのか?

          著者による解説動画を公開! 最上雄太著『シェアド・リーダーシップ入門』(国際文献社)は、リーダー/管理職向けのケースメソッドのテキストとしてご活用いただけます。 今回紹介するビデオでは、本書を見ることで、どんな学びを得ることができるのかについて著者である最上雄太が解説しています。ケースメソッドとして本書を用いる際の説明資料(導入資料)としてどうぞご活用ください。 このビデオは、ある組織で現在進行中のシェアド・リーダーシップ開発トレーニング(オンライン)での解説内容の抜粋で

          【解説動画】『シェアド・リーダーシップ入門』国際文献社・最上雄太著で、どんな学びが得られるのか?

          法政大学大学院政策創造研究科教授 石山 恒貴先生に執筆いただいた「序文」を全文公開します—シェアド・リーダーシップ入門—

          「シェアド・リーダーシップ入門」が販売開始となりました。Amazonなどでお買い求めいただけます(Kindle版も販売開始)。本書は、法政大学大学院政策創造研究科教授 石山 恒貴先生に「序文」を執筆いただきました。今回のnoteでは、石山先生の許可を得て「序文」を全文公開します。 石山先生の含蓄ある言葉は、読者にシェアド・リーダーシップに関わる「謎解き」の方向性を与えてくださいました。無理なお願いを快くお受けくださったこと深謝いたします。 序文 法政大学大学院政策創造研究

          法政大学大学院政策創造研究科教授 石山 恒貴先生に執筆いただいた「序文」を全文公開します—シェアド・リーダーシップ入門—

          「シェアド・リーダーシップ入門」インタビュー取材を行いました

          昨日、「シェアド・リーダーシップ入門」出版元である国際文献社企画のインタビュー取材を行いました。 第一回の取材先は、私が1年前から教育支援に携わっている組織の社長です。現在リーダー開発と事業開発の両輪を回すシェアド・リーダーシップ開発を行っています。4年計画で、後継者人材の育成とシェアド・リーダーシップ的な組織改革を進めています。 このインタビュー内容は、9月位に記事となる予定です。記事になりましたら、こちらで紹介させていただきます。 ※「シェアド・リーダーシップ入門」

          「シェアド・リーダーシップ入門」インタビュー取材を行いました

          文献調査の旅 (1) 旅の始まり

          ここまでのnoteでは、学術研究論文には「謎」の設定が不可欠であることに関連して書いてきました。ここからは、筆者である最上雄太が、先行文献調査を通じて、「謎」と出会い、深め、迷い、紆余曲折を経てリサーチ・クエスチョン設定に至ったか、そのプロセスについてお話しします。今回はその第一回です。 なお、以下でお話しする内容は、7月1日に上梓する書籍『シェアド・リーダーシップ入門』でも紹介していますので、ご興味ある方はそちらを参照ください。このnoteでは、書籍に書いていない内容につ

          論文は「謎」の設定が鍵

          前回のnoteで、論文テーマを設定することの難しさについて述べました。今回のnoteでは、論文のテーマを設定するコツに触れます。結論から先に述べれば、論文テーマを設定するコツは「謎」の設定にあります。ほとんどの社会人大学院生が苦戦するのは「謎」の設定です。日常的に問題解決に向き合う人々には、「問題解決」を優先する独特の癖(仕事柄からくる習性)があり、それが論文に不可欠な「謎」の設定を困難にさせています。 なぜ「謎」の設定が不可欠なのかなぜ「謎」の設定が不可欠なのでしょうか。

          論文のテーマを絞れない

          論文のテーマを絞れない理由前の記事で、論文が書けない理由のひとつとして「リサーチトピックの明確化」ができないと述べました。論文のテーマを絞れないのです。何をテーマとして調査するのかが明確になっていなければ、論文は書けません。学術論文の世界は「とりあえず書けばなんとかなる世界」でありません。「エイヤ」と決めればなんとかなるという簡単なものでもありません。多くの社会人大学院生の方が、論文のテーマ探しに時間をかけ、悩み、苦しみ、時間に追われながら、これでいいのかなと不安を感じつつ執