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コロナ禍でJリーグクラブが問われる「新しい価値」とは

現在、コロナ禍の中で、Jリーグの試合が中断してます。
リーグ再開に向けてガイドライン案もでてきました。
STAYHOMEから第2フェーズに進む中で、各クラブも次へのフェーズへ。

まずは、プロサッカークラブの収入構造とは。

■Jリーグクラブの収入構造(3本柱)
①入場料 ②広告料 ③グッズ売上げ

試合ができない(無観客試合)⇒「入場料がゼロ」
試合数が減る⇒「広告料の返金等」
各クラブは、大きな問題に直面している。
ここで①と②について、少し考えてみたいと思う。

■入場料収入
リーグ再開後は無観客試合が想定されており、無観客試合開催の場合は「年間チケット保有者への返金」「チケット売り上げゼロ」となります。
通常の試合が開催されたとしても、新しい観戦スタイルが出てくるでしょう。
各クラブは、クラウドファンディング、投げ銭、段ボールなど具体的な取り組みを実施していくと思うが、ファン・サポーターとの物理的な距離よりも精神的な距離をどう繋げるかが大きなポイントだと思う。

■広告料収入
ホームゲーム試合の約20試合が当初通り、開催されたら「スポンサー料の返金」という事は免れるでしょう。
しかし、そもそもクラブとスポンサー企業との契約の中で、広告露出という対価だけでセールしているとこうした問題が起こるのだろう。
本質的な価値の提供していかないといけない。

【まとめ】
スタジアムで顧客体験こそが、プロサッカークラブの価値を提供してきたが、新型コロナウイルスへの問題で、スポーツ業界のビジネス環境も一変し始めている。これから何を売っていくか。「新しい価値の提供」が求められている。

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ナカモト氏
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