部屋で転んで1週間我慢したら手術入院することになって死ぬほど痛かったけど新幹線に乗れた話(骨折してみろ?飛ぶぞ?)
こんにちは。小林です。
3月ももう終わりですね。私が今いる三重では今日は雨が降っています。
さてなぜ三重にいるかといいますと。タイトルにもある通り、私3月5日の夜(3月6日未明)ホテルの部屋で滑って転びました。その際に左足首の複数箇所を骨折しました。5、6箇所?
転んでから3週間以上経った3月28日に至るまでの流れをつらつらと書き記しておこうと思います。
ホテルの部屋で転ぶ。普通じゃない痛み。
東京は東日本橋のとあるホテルの部屋で事件は起こりました。夜、裸足で部屋を歩いていたら床に溢れていた水に滑って転んだんです。
転んだ直後の記憶が飛ぶくらいの痛みでうずくまる小林。
なんとか這って浴室に向かい水シャワーで足を冷却。しかし痛みは引かず、どんどん腫れてきます。色もおかしい。
救急車を呼ぶべきか迷うもなぜかツイートだけしてたまたま持っていた痛み止めを飲んでその日は眠ります。
次の日起きてみても痛いし腫れたまま。また水シャワーで冷やしつつ土日だったのでひたすらベッドの上で安静にしていました。
週が明けて8日。病院に行こうかと思い始めるもけんけん歩きするのも痛すぎて断念。ひたすらデリバリーで食べ物や水分を補給してやり過ごす日々。
デリバリーアプリのmenuはほんと神・・・。ほんとにこれがなかったら死んでました。ありがとうございます。
なんとかけんけん歩きができるようになってきた13日、頑張って近くの病院へ。タクシー呼べるアプリほんと神・・・。
そしたらなんと複数箇所折れてるから全治2、3月はかかると告知されてびっくり。捻挫だと思っていた。
ひとり暮らしでは厳しいので、病院で固定してもらって部屋に戻ってすぐに会社と親に連絡。実家の三重に帰って療養することにしました。
骨折してるのにどうやって新幹線に乗ろう・・・
さて、三重に帰ることにしたのはいいものの移動は松葉杖か車椅子。足の怪我をしたことがある人はわかると思うけど、長時間足を下に下げた姿勢ができない。となると横になれないと厳しい。
色々ググってみたところ、新幹線には「多目的室」というものがあることを発見。ここに乗っていた東京駅の番号へ電話してみたところ予約することができました。
横になれる個室。とても楽チンでした。追加料金などもかからないのでもしもの際は皆さんも覚えておくといいと思います。
改札から新幹線のこの部屋まで車椅子を貸してくれて、駅員さんが車椅子を押して連れていってくれました。本当にありがとうございました。
なんとかみんなに助けられながら三重に戻って来ることができたわけですが、ここでは終わりません。
ギプスをしてもらおうと地元の病院へ。まさかの即日入院。
1日おいて3月17日、地元の病院に行きました。
ギプスを巻いてもらって2、3ヶ月実家で療養生活だなあくらいの軽い気持ちだったんですが・・・なんと即入院して手術した方がいいと告げられます。
理由は骨折してから日が経ってしまっていたから。3月6日に骨折していて、この病院に来たのが3月17日。10日以上経ってしまっています。しかも東京の病院で仮固定してもらったのもすでに13日と1週間後。
骨がずれてくっつき始めてしまっているとのことでした。このままギプスで固定して治すとずれたままくっついてしまう。そうするとこれからの人生ずっと足を引き摺って生きていくことになる確率が高いと言われました。
もちろん手術をしたら100%元どおり、とはいかないでしょうが、手術をして少しずれてくっつき始めた骨を元の位置に戻してからプレートを入れて固定した方が早くリハビリができる。
リハビリが早く始められればその分関節の固まりも軽くて済むので後遺症も残りにくい。そんな感じの説明を受けました。
じゃあ手術します、とその場で返事をし、そこからは怒涛の入院準備。コロナの検査や採血、採尿、心電図やCT、レントゲンなどなどを終え、入院の書類に記入し・・・夕方には入院となりました。
痛すぎて一睡もできなかった手術当日の夜。転んだ時の何十倍も痛くて笑った。
そんなこんなで2日後の19日午後、手術となりました。人生初の入院、人生初の点滴、人生初の麻酔(歯以外)、人生初の手術。
初めて尽くしでした。
手術は全身麻酔ではなく、膝裏に数回神経ブロック注射をして行う局所麻酔。なので意識があります。でも足を切ってる音や骨を削ってる音なんて聞いたらそれこそ死んでしまうと思った僕は点滴で眠くなる薬を入れてもらい、寝ている間に無事手術は終了しました。
その日の夜ご飯から普通に食べることができてなんだ手術楽勝じゃん、と思っていました。でもその夜中。麻酔が切れてからの痛みは尋常ではありませんでした。
痛み止めを飲んでも全く効かず、ひたすら唸りながらベッドの手すりを握って耐える数時間。人生で一番痛かったです。
出産とは比べ物にならないでしょうが、僕的にはそんな感じでした。麻酔や転んだ時のような一瞬痛いけど少しすれば痛くなくなるような痛みではなく、ずっと足を潰されているような強い鈍い痛みが断続的に5時間も6時間も続くんです。思い出しても冷や汗が出てくるような強い痛みでした。
明けない夜はないとよく言いますが、本当に信じられないくらい長い長い夜でした。
車椅子生活がスタート。トイレに行くにも一苦労。
次の日の朝からはこんな車椅子での生活が始まりました。手術前よりもさらに足を下げていられないので、板の上に足を載せられるようにしてある車椅子です。
最初はトイレに行くのも痛すぎて全く動けなかったので、尿瓶を使っていましたが、術後2日目くらいからはだいぶましになってきて元気な時は車椅子でトイレまで行っていました。
車椅子から便器までの移動も本当に大変で足は痛いし曲げられないしおしっこを出す姿勢をキープするのも辛くて大変でした・・・笑
リハビリが始まる
週明けの火曜日23日からはリハビリも始まりました。
リハビリといってもまだ関節の固定は外れていないので、それ以外の指の運動だったり、膝や太ももの運動をしてなるべく筋力を落とさないようにするための内容でした。
ここからは毎日1時間前後平日はリハビリを行っています。理学療法士のお兄さんもとても優しいので楽しいです。
ようやくシャンプーとシャワーを浴びる
リハビリが始まると汗をかくようになるので流石に頭が痒くなってきます。足もだいぶ痛みが治まってきたのでシャンプーを1週間ぶりに24日することができました。
翌日25日には介助者に手伝ってもらいながらですがシャワーにも入ることができ、めちゃくちゃスッキリしました・・・。
ドライシャンプーや体を拭くウエットティッシュはまじで助かるんで買ったほうがいいです。
そんなこんなで入院12日目の3月28日に振り返りのnoteを書いています。
まだあと10日くらいは入院ですが、あとはリハビリを頑張るしかないので、頑張りたいと思います!
人生初のほしい物リストを公開したのでお見舞い送ってくれる方いたらぜひよろしくお願いしますm(__)m
それではみなさん本当に足の怪我にはお気をつけて。さようなら(ToT)/~~~
(病院敷地内の桜の木)