しあわせの百貨店へようこそ(Ladies in Black)
2018年オーストラリア。1959年のシドニーでクリスマスから年末年始のデパートで働く女性たちの物語。南半球なので年明けのセールがサマーセールです。最近復活したそうですが、シドニーの街を路面電車が走っています。その電車の配色が薄い黄色と緑で、同じく1959年前後を描いた「ALWAYS 三丁目の夕日」に出てきた銀座を走る都電とそっくり。暴力や命に関わるような大事件などは起こらず、比較的穏やかで終始しあわせな雰囲気というところも似ています。戦争から一段落して当時はそういう雰囲気だったのでしょうか。大晦日のカウントダウンで「煙が目にしみる」の終わりとともに新年の幕開け、その途端バイオリンのチャルダッシュという流れがステキ。「ドライビングMissデイジー」のブルース・ベレスフォード監督作品です。
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