貧乏暇なしって本当なのかもしれない
こんにちは!珍しく、連続投稿をしたくなるくらい、筆が乗っています!(これはキーボードでポチポチしているのですが、その場合はなんて表現するのでしょう?)
今日は、冬にお裾分けしてもらった柚子で「柚子仕事」をしているときの、姉との会話の中で氣づいたことを書いてみたいと思います。
「食べること」とは
どんな人でも、食べないことには生きてはいけないわけですから、何かしら手を加えて食事を用意することになります。
そこにかける労力や時間、お金が、その人のライフスタイルを決定しているといっても過言ではないと感じています。
料理にかける時間がもったいない
まだ私が大学生だった頃に、バイト先で「料理に時間をかけたくない、1時間かけて作っても、食べるのは10分。時間がもったいない!」と言う人がいました。実際に、コンビニやスーパーでお惣菜を買って食べているのだとか。
そのときは、なんとなく違和感を感じただけで、「そういう考えの人もいるんだな〜」と受け流したのですが、その違和感の正体に10年かけて、やっとたどり着きました。笑
料理とは時間の浪費か?
もったいない、という感覚は、人それぞれです。時間も有限なので無駄にすることは避けたい・・・ですが、料理することって、本当は「かなり贅沢な時間の使い方」なのではないか、と感じています。
この冬にいただいた柚子を、余すことなくおいしくいただく。そのためには加工が必要です。
皮を剥いて、種を取って、果汁を搾る。
たくさんいただいたので、とにかく時間がかかる。半日はそんなことをしているわけです。
ですが、季節のものを、鮮度の良いうちに仕込む・・・その時間を取れるって、とても豊かなことだと思いませんか?
手仕事ができる幸せ
確かに、柚子のジャムや柚子胡椒は、おいしく加工されたものが市販されています。今はネットで注文してもすぐに届きますから、わざわざ自分でやらなくてもいいのかもしれません。
けれど、柚子の香りに包まれながら、おしゃべりしつつ、丁寧に手間をかける、この時間は、何にも変えられない至福の時間です。
日々の仕事や家事、子どものお世話に追われていては、なかなかできない、贅沢な時間の使い方。
手仕事を楽しめる暮らしの余裕を持っていることこそが、豊かだ!と心底思える経験でした。
「健康的な食事」を用意することに、疲れを感じていたけれど
妊娠・出産を経て、健康のことに氣を使うようになってから、日々の食事がガラリと変わりました。
市販のものでは添加物が氣になるし、製造過程もわからない・・・ストイックになればなるほど、料理の時間はもちろん、買い物をするのにだって時間がかかります。
家族の健康を考えればこそ手も抜けない!徐々にそのこだわりで、窮屈さを感じるようにもなっていました。
暇があるって、幸せで豊かなこと!
そんなときにいただいた柚子。そのおかげで、手仕事がくれる幸せ感を、ゆったり味わえました。手間暇かけて、素材を生かして大切に作理、その時間すら楽しむこと。「健康で、そして豊かでいられるってこういうことだな」と確信できました。
今は、それまでのストイックさはそのままに、もっとゆるゆる楽しみながら、毎日の食事を味わえています♪
そろそろお味噌を仕込む時期になりますね。
我が家では、去年の倍量準備したので、ちょっと大変ですが、その時間も贅沢に味わいながら仕込みたいなと思います。
みなさんの、贅沢な時間の使い方は何ですか?♡ぜひ教えてください!
最後までお読みくださり、ありがとうございます。