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当社には野菜が安く買えるユニークな福利厚生がある!?〜ユタカ産業の健康経営〜

みなさま、こんにちは!ユタカ産業のAです。今回は鮮度抜群のユタカ産業の福利厚生情報をお届けします。

企業が従業員に提供する、給与や賞与以外のサービスである福利厚生には、様々な種類があります。
皆様の会社では、どのような福利厚生が人気でしょうか。

ユタカ産業では、ダントツでバツグンに人気の福利厚生があります。

それが、こちら!



通称「会長の八百屋」で販売される野菜です。
これがとっても安い!
この「会長の八百屋」は不定期で、突然開催されます。
それがまた、わくわく感があるのです。

いつのまにか玄関に段ボール箱いっぱいの野菜が届いているのを見つけた社員は「会長の野菜きたよ!」と声をかけながら、お財布を取りにいきます。
それを見かけた他の社員が「お!来てるじゃん!」といいながら、続きます。

テンションがあがるのもそのはずで、野菜の価格が高騰しているなか、「会長の八百屋」はとっても安いんです!
例えばトマトは1袋90円、ブロッコリー80円、なんとピーマンは1袋70円!
箱いっぱいの新鮮な野菜を見ると、ついつい料理のアイディアがふくらみ、毎日の食卓がより豊かになります。

さて、この会長の八百屋の安さには実は2つの秘密があります。

一つ目は、会長がわざわざ直接野菜の卸から買い付けをしていること。
二つ目は、その値段の半額を福利厚生として、会社が負担していること。

また、この不定期開催の八百屋が社内のマグネットスペースになり、
コミュニケーションの場としても機能しています。
前回の八百屋で買った野菜はどんなレシピで食べたとか、今の旬の野菜の話だとか、最近の天気だとか、週末のお出かけの予定だとか。

所属部署など関係なく人が集まってくる場所なので、いつもはあまり話さない人ともちょっとした雑談が生まれています。

この取り組みによって、楽しみながら、普通に生活しているだけではどうしても不足しがちな野菜をお手軽に、そしてイベントごとのように食べることができています!

さて、「会長の八百屋」は、ある日突然始まった福利厚生制度でした。みんな喜んではいるけれど、そもそもなぜ野菜なのか……
どのような背景ではじまったのか、先日改めて社長に聞いてみました。

すると……
「社員の皆さんの健康が会社の財産なんですよ。野菜を食べることがきっと皆さんの健康につながると思っています。」
とのこと。つまり、「会長の八百屋」は「健康経営」というテーマをもった福利厚生制度である、ということがわかりました。「健康経営」は、最近特に企業として推進を求められています。改めて、経営産業省公式ホームページによる定義を確認すると、以下の説明がありました。

健康経営とは「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること」です。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。
健康経営は、日本再興戦略、未来投資戦略に位置づけられた「国民の健康寿命の延伸」に関する取り組みの一つです。

経営産業省公式HPより引用


つまり、「健康経営」とは、従業員の健康を促進することで、会社全体のパフォーマンスを向上させる戦略です。
しかし、健康管理は個人によって差があり、また多くの要因が絡むため、決して簡単な課題ではありません。
そこで、個人任せではなく、会社が主体となって「健康経営」に取り組むことで、従業員の健康に対する第一歩をサポートすることができます。
実際に、野菜をあまり食べなかった社員は「会長の八百屋」を利用することで、野菜を食べるようになったそうです。


こうした変化は、個人での努力だけではなかなか得られなかったのではないかと思います。会社での取り組みとして目の前に急に与えられる状態が作られ、さらに、社員間のコミュニケーションが発生することで自然と背中を押されていった結果なのではないでしょうか。

個人では築きにくい健康意識を、会社全体で育て、社員間で良い連鎖反応を生み出すことで、会社自体が活性化する。
そしてそれがまた、新しいコミュニケーションや、仕事への良いモチベーションを生む。


この良い循環が、今後もユタカ産業オリジナル福利厚生「会長の八百屋」を通して、さらに続いていくと良いなと思います。